マヂラブ野田クリスタル、キングオブコント2024の審査員が「点数差がなく審査の意味がない」と批判されていることに猛反論「最高の審査をした」

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2024年10月15日配信開始のYouTubeチャンネル『野田クリスタル【野田ゲー】』にて、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが、キングオブコント2024の審査員が「点数差がなく審査の意味がない」と批判されていることに猛反論をしていた。

野田クリスタル:R-1とかM-1と違って、一応私、プレイヤーなんですよ、今一応ね、キングオブコントに関しては。

なんで、そのネタの感想評みたいなことはしないです、僕は。ライバルたちなんであれは。別にその審査とかそういう目線で一切見るつもりはございませんので。ただ、ちょっと言わしてもらいたいんですよ。あの点数に関して。

これはもう僕も審査員やってるんで、もう凄い言いたいことだらけなんですけども、まず、点数差がないというので今回話題になりましたよね、全員が。点数の幅、点数差が出ないから全然なんか「審査の意味あるのか?」みたいなことがニュースになってて。

なんか凄い色々言われてるじゃないですか。で、じゃあこれに関してちょっとちゃんと 言わしてもらいます。僕もXでたくさんつぶやくと、みんな心配するんで。あれぐらい
で終わっちゃったんですけども、めちゃめちゃ色々言いたかったですけども。

まず、もちろん大会っていうのはエンタメですよ、賞レースってのはエンタメなんですけども。出場者と審査員がエンタメを考える必要ないんですよ。エンタメ考えるっていうのは、大会を作ってる人たちのことなんですよ。

だから、出場者と審査員がこれがエンタメだから盛り上がるところを作ろうなんて考えは一切する必要ないんですよ。逆に、この人たちは真剣にやっているものをエンタメにするために、大会側が盛り上げる。だからオープニングあんなに派手にしたりとかするわけですよ。

だから、あくまで審査員はガチだし、出場者はガチなんですよ。じゃなきゃエンタメになり得ないんですよ。だから、審査員にエンタメは求めないでください、まず。「ここで点数をたくさん入れた方が、盛り上がったから100点入れた方がいい」とか、そんなこと考える必要は一切ないんですよね。

まず、で、今回なんでこんな点数差がなくなったかって言ったら、これは全部ロングコートダディのせいです。もうロングコートダディがトップバッターであんだけのネタやって、で、アベレージ95じゃないですか。

で、まぁ95つきますよ、あんなもん。去年の点数を参考にするのであれば、あれは95以上行ってもいいぐらい、とんでもないネタだったじゃないですか。で、そっからダンビラムーチョ行ったんすよ。で、ダンビラムーチョも別の方向性でクソ面白くて。で、これを点数下げたくないっていう気持ちもめっちゃ分かる、審査員の方々の。

だからここも点数は、ロングコートダディよりは1点下がるかな、ぐらいの。点数付けにせざるを得なかった。で、次です問題は。さらなる問題は、シティホテル3号室がクソ面白かったんですよね。で、ここでよぎるわけですよ。僕が審査員だったらよぎります。

「あれ?今年レベル高いぞ」と思うわけですよ。で、この「今年レベル高いぞ」って、僕もなんかR-1とか審査する時に、当然あの5人よぎってますよ、当然。「あれ?点数差ついてないぞ、自分」と。その点数の幅が狭いぞ、と思いますよ当然。

で、審査してる最中、ちょっと焦り出すんですよ。ロングコートダディにあの点数つけた以上、そこからどこかで沈むかと思ったら沈みません、と全然。どのコンビもずっと面白いまま続くとなったら、点数差がつきませんでした、と。

で、あの審査員が一番やっちゃいけないことってあると思うんですよ。それが点数差が出ない、今のところ点数差が出てないから、点数差を広げるために低い点数つける、これが一番愚かでしょ。

だって、審査員のための大会じゃないんで、まず。実際にそういう点数の差しかつかなかったんだったら、その審査をするべきでしょ。でも、点数差が今ついてないから、もっと点数下げようって、それは出場者の要素、その理由に一個も入ってないんで。

だから、点数差ついてないんだったら、点数差ついてないでいいんですよ。そういう大会だったんだから。逆に、こうやって後から点数差全然ついてねぇ、これ何の審査の意味があるんだって言われるのが怖くて、点数をつけちゃうのが一番愚かなんですよ。

で、それをしなかった5人だった。この大会のためだけに、真剣に審査をした5人だったんですよ。だから、この5人は最高の審査したし…上から目線になっちゃいますけども、全く基準がブれてない、最初から最後まで。もうあっぱれです、これは。こんな難しい審査だったのに、今年。

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