2019年11月29日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田松之丞が、日本テレビ系の番組『しゃべくり007』でくりぃむしちゅー・上田晋也の講談を求められるも番組スタッフが「上田さんを恐れて、全然いいネタ送ってこねぇ」と暴露していた。
神田松之丞:(TOKIO)城島さんの物語やったら、「あ、講談って面白いし、城島さん面白い」で、ニ倍いいな、みたいな。
それと同じパターンで、上田晋也一代記を短い時間でやろうと思ったんだけど。スタッフさんがさ、上田さんが怖いわけじゃないんだけど、なんか恐れてんだよね。
全然、いいネタ送ってこねぇのよ。だから、たとえば「上田晋也は何年何月に生まれて…」とか。ここはいいんだけど、その後に「神童と呼ばれて」といったときに、神童のエピソードみたいなのが面白いとさ、そこ跳ねるじゃん。その神童のエピソードがクソ弱いのよ。
全然面白くないの。「はぁ?」って思って。「ちょっと、書き直してください」みたいになって。俺ね、4~5回書き直してもらったのよ。
で、まぁこんなこと言うと、日テレのスタッフに悪いけど、5回目の書き直しの時、もう無理だと思ったの。人生がつまんなすぎると思って。
これ、上田さんが悪いわけじゃないんだよ(笑)何度も言うけどさ、スタッフが配慮してっから、「もっと突っ込んだやつを、面白くしてくれよ!」と思って。
で、もういいやってカミさんに話したらさ、「いいよ、こんなの。もう無理だわ」っつって。「だから、普通に多分テレビ的に古典講談やって、その後にウケて上田さんの物語作ろうと思ったけど、ダメだったみたいな風な流れに持ってくれいいじゃん」って言って。「お前、賢いなぁ」と思って。
たしかに、こんなスベるであろう上田晋也一代記をやるよりも、最初に古典講談やった後のウケの方が上田さんにとってもいいやと思ってさ。
『扇の的』って古典講談やった後…まぁ、もちろん20代の女子はもうバカばっかりだから、ウケはしないんですけど。テレビ見てる人は、ツイッター見ると「面白かった」みたいになってるから。もうアイツら、クソのクソですから。…言い方あんじゃないの(笑)
『扇の的』終わった後に、俺が「いや、実はね、上田晋也一代記をやる予定だったんですよ」っつったら、「あ、そうなのか?」って上田さんが食いついてくれて。「でも、本当にもう上田さんの人生が正直、内容がなくて。全然面白くできなくて、筆止まって」みたいなことを言ったら、上田さんが「なにを!」ってツッコんでくれて、そこ盛り上がったんだよ。
バッサリカットされてる。意味分かんねぇんだよ。