2024年9月9日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家・高田文夫が、自宅のあるマンションでエレベーターに乗っていたら同乗した少年から意外なことを言われたと明かしていた。
高田文夫:ウチのエレベーターがあってさ。
松本明子:はい。
高田文夫:自分のところ帰ろうと思って押したら、中1ぐらいの子がいて。澄んだ目をした中学生が乗ってきたんだよ。
松本明子:純粋な。
高田文夫:で、箱の中2人だけなんだよ。
松本明子:はい。
高田文夫:それでパッと俺の顔を見て、最敬礼してさ。
松本明子:はい。
高田文夫:「高田文夫先生ですね」ってビックリしてさ。「え?!」って。だって、中学生かなんかだよ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:「高田文夫先生ですよね。色々と先生が住んでらっしゃるっていうのは、伺っていました」って。
松本明子:あ、そうかそうか。
高田文夫:「なんだよ。よく知ってるね」って言ったら、「私、将来落語家になります」って。
松本明子:え?!
高田文夫:それが澄んだ目でさ、ピーッとしてんだよ。ああいう子はいいね。
松本明子:好きなんだ。
高田文夫:「落語家になりますから」って。やっぱり子供の時から好きなことをさ、ずーっとやる子っていうのはやっぱりみんな大成するよ。
松本明子:ああ、そうですよね。
高田文夫:俺もそうだもん、小さい時から「青島幸男になります!」って言って、コントばっかり作ってたろ。
松本明子:ふふっ(笑)
高田文夫:そういうふうになれたもん。だからさ、バカなさ、田舎から出てきた大学生いるじゃない。分かったような。
松本明子:ふふっ(笑)
高田文夫:で、急に大学で演劇始めたりさ、落語始めたりすんのいんじゃない。ああいうの一番ダメだな、本当に(笑)
松本明子:ふふっ(笑)
高田文夫:もっと感受性の鋭い時にさ、小中高、ちゃんと受け入れて、それで好きにならないとダメなんだよ、はっきり言って。
松本明子:ああ。
高田文夫:長嶋さんって子供の時から球おっかけてたろ。そういうことなんだよ、こういうものっていうのは。人を楽しませるのはさ。