2024年9月5日配信開始のニッポン放送系のポッドキャストラジオ番組『アンガールズのジャンピン』にて、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が、映画『逃走中 THE MOVIE』鑑賞後のトイレで親子のなんともモヤモヤする会話を聞いてしまったと明かしていた。
田中卓志:『逃走中』の映画が今やってて。
山根良顕:ああ。それどういう意味?ドラマにしてんの?
田中卓志:ああ、もう今回は完全にドラマ。全て逃走者もドラマ。
山根良顕:ああ、じゃあもうシナリオ通りに動くわけだ?
田中卓志:そう、そう。そうなんだけど、なんか主人公がいて、みたいな。で、ハンター、闇のハンターみたいなのが出てきて、大変なことになるみたいな。
山根良顕:ああ。実際の『逃走中』もストーリーあったりしたじゃん。今もあるの?
田中卓志:ある、ある。ストーリーパートに入ったり。
山根良顕:なんか俺がめっちゃ増えるみたいなドラマもあったじゃん。
田中卓志:ああ(笑)そうよ、山根が大量に増えちゃうっていう回(笑)
山根良顕:あれ俺やったけど、なんで増えたか覚えてない(笑)
田中卓志:本物山根の背中についてるスイッチを押さなきゃいけないんだけど、ニセ山根が150体ぐらいいて(笑)
山根良顕:ああ。
田中卓志:俺は押してないんじゃないかな。誰かが押したはずなんだけど。で、俺はその回で最終的に逃走成功して。
山根良顕:うん。
田中卓志:俺も30回ぐらい出てんだけど、それ唯一成功してて。
山根良顕:もっと成功してたのかと思った。
田中卓志:絶対捕まるから。
山根良顕:で、今回映画のは主人公が賞金とったところで、そんなにワクワクしないじゃん。
田中卓志:ふふ(笑)ゲームは一応、ドラマの中で行われてるんだけど、いつもとは違うっていうか。別にとろうがとるまいがいいって感じで。
山根良顕:うん。
田中卓志:ストーリーどうなるんだろうって。
山根良顕:クリアしないと誰か殺されちゃう的な?
田中卓志:『逃走中』のゲーム自体が危機に晒されるみたいな展開で。
山根良顕:うん。
田中卓志:それ見に行って。後半に小さい子供の逃走者がいて。ざっくり言うと、友達を選ぶか、大金を選ぶかの二択を迫られて。とにかくとんでもない額。
山根良顕:うん。
田中卓志:そういうシーンがあるんだけど。で、見終わった後に俺、トイレ行って。そしたらお子さん連れのお父さんもいて。
山根良顕:うん。
田中卓志:そしたらお父さんと小学生ぐらいの男の子がいて。お父さんが息子に「友達とお金を選ぶシーン、お前だったらどっち選ぶ?」って聞いたの。そしたらその子が「やっぱり友達かな」って言うの。
山根良顕:うん。
田中卓志:で、子供の方が今度は逆質問で、「お父さんだったらどっち選ぶ?」って聞いて。そしたらお父さんが「いや、えー、うーん…」ってなって。
山根良顕:色々経験してるから。
田中卓志:そしたら「そもそもお父さん、あんな後半まで残らないから」って逃げたのよ。それがなんかイヤだったんだよね(笑)
山根良顕:ああ。
田中卓志:そこは「お父さんも友達だよ」でいいわけじゃない(笑)なのに、一瞬…仕事で大変なの経験してるから、一生働かなくていい額が入るんだったら、友達の一人や二人、切るのもありだっていう(笑)