2024年6月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ハライチのターン』(毎週木 24:00-25:00)にて、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、伊集院光からおすすめされた映画『トーク・レディオ』を絶賛していた。
岩井勇気:ちょっと前にね、『ぽかぽか』で伊集院さんがさ、オープニングでその「過去イチ面白かった映画」って。
澤部佑:はい、はい。
岩井勇気: みんなで話してた時に、伊集院さんは『トークレディオ』っていう映画が一番好きだって言っててね。
澤部佑:うん、言ってたね。
岩井勇気:これはだから、オリバー・ストーン監督っていう、『プラトーン』とか作ってる人の映画で。
澤部佑:うん。
岩井勇気:なんか、ラジオの深夜番組、毒舌パーソナリティの顛末についての物語なわけなんですけどね。
澤部佑:うん、言ってたね。
岩井勇気:だから、伊集院さんがさ、「そんな話だから、これを僕は岩井君に見てもらいたいね」なんて(笑)
澤部佑:言ってたね(笑)
岩井勇気:おもしろ半分でさ、言ってくれてたじゃないですか。
澤部佑:そう、そう。
岩井勇気:だから、ちょっとその後で、「よし、じゃあ見よう」と思ってね。
澤部佑:うん。
岩井勇気:で、伊集院さんが言ってたから、その情報でさ、もうネットで調べたんだけど。
澤部佑:うん。
岩井勇気:サブスクには一切なくてね。
澤部佑:そうなのか。
岩井勇気:これはちょっと、「配信では何にもないな」みたいな。
澤部佑:うん。
岩井勇気:だから、苦労したんだけどなんか現物を買ってね。取り寄せて。
澤部佑:DVD?
岩井勇気:伊集院さんラジオで言ってたんだけど、「ビデオを買った」っておっしゃってたんだけど、俺がね。
澤部佑:ああ。
岩井勇気:DVDを、レンタル落ちしたやつを買って。で、俺、DVD見れるのが家にないから、DVDプレイヤーも買ってね。
澤部佑:ああ、なるほどね。
岩井勇気:で、見たんですけれどもね。
澤部佑:うん。
岩井勇気:これがね、めちゃくちゃ面白かったんですよね。
澤部佑:へぇ。
岩井勇気:内容はとにかく、思ったことを好き勝手喋る、そんなことで人気の深夜ラジオの毒舌パーソナリティが主人公なんだけど。
澤部佑:うん。
岩井勇気:もう何人ものリスナーと、かわるがわる電話を繋いで、そいつらに毒を吐いてくっていうやつで。
澤部佑:うん。
岩井勇気:まず、そのラジオ自体、主人公の役者さんの喋りが、もう流暢すぎて、そのもうラジオが聞けんの。
澤部佑:それがもう面白いんだ。
岩井勇気:聞けちゃうんだよね。でさ、聞いたら元々なんかスタンダップコメディの凄い人が主人公をやってるっていうことで。で、めちゃくちゃ喋り上手いな、なんていう風に思って見てたんだけど。
澤部佑:うん。
岩井勇気:とにかく思ったことを好き勝手喋るから、なんかそのパーソナリティをめちゃくちゃ非難する人も多いわけ。
澤部佑:うん。
岩井勇気:で、そこで主人公の離婚した元嫁がいるんだけど、その人が主人公に対して、「なんか良くない方向に進んでると思うから、そんなやたら滅多に言うのはやめた方がいいよ」みたいな方に諭すわけなんだけど。
澤部佑:うん。
岩井勇気:でも、その深夜ラジオのパーソナリティとしてはもう嫌われ続けても毒吐くことをやめない方がいいんじゃないかっていう狭間で揺れるようなシーンもあって。
澤部佑:なるほどね。
岩井勇気:で、そっからだから最後どうなるのか、みたいな。
澤部佑:という。
岩井勇気:やっぱりこうね、ラジオやってると考えさせられるし。
澤部佑:かぶるところも?
岩井勇気:うん。あと、この今のなんか深夜ラジオやってる時にこれ見といてよかったなっていう。
澤部佑:なるほどね。
岩井勇気:ちょっとラジオの向き合い方も変わるし。
澤部佑:ああ。
岩井勇気:でも、本当にめちゃくちゃ面白くて。今、一番面白い映画って聞かれたら、もうこれ言うかもしんないなぐらいの。
澤部佑:へぇ、ずっと面白いんだ?
岩井勇気:そう、ずっと面白かったね。