2024年5月29日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、「ソフト老害」といった言葉に「もうやめてくれよ」と思う理由について語っていた。
リスナーメール:シフトの提出締め切りを守らなかったり、出勤に遅刻するアルバイトの学生の叱り方が分かりません。強い言葉を使いたくないし、説教くさい言い方もしたくありません。上手く指導してあげるにはどうしたらいいんでしょうか?
山里亮太:優しいなぁ。これもう、我々が直面してるところですよね。そしてさ、世の中じゃ急にさ、「ソフト老害」なんて言葉が作られちゃったりさ。もうやめてくれよ」と。
何も言えない。ソフト老害、どうなんだろうね。だから、叱るにも感情に任しちゃいけないっていうもんね。怒るじゃなくて、叱るにしなきゃいけないっていう。
でもさ、無理じゃない?遅刻してきたり、締め切り守らない人にさ、それ直すって。「シフトちゃんと守ってくださいね」「はい」で終わるわけでしょ。「遅刻しないでください」「あ、はい」って。
怒ったら「ハラスメント」とかって言われて。…俺なんかもう、罰則しかないって思っちゃうもんね。減給とかさ。
あとは遅刻してきた人に、「あ、おつかれっす」「あ、おはようございます」なんて言って。で、準備に行くわけじゃない。で、その隣の部屋ぐらいににこやかに入って、で、入った瞬間に「ああっ!」って言って。で、また笑顔で出てきたり。
シフトの提出遅れてる人に、「シフトの提出してくれました?」「ああ、すみません。忘れてました」「あ、本当?はい」って言って。で、隣の部屋入って「ああっ!」って。もう一人の自分がいるみたいな感じ出したら怖いかな。
「やめろ!やめろ!出てくるな、お前は!」「しょうがないだろ、時代なんだから」「時代?時代ってなんだよ」「食っちまえよ、あんな奴よぉ」「やめろ!…あ、はい、おつかれさまぁ」って。