伊集院光、『鉄拳8』のAIゴーストで亡くなった弟と対戦を続けたいと願う兄の話に感動「現代のおとぎ話みたいな話で」

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2024年2月26日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『鉄拳8』のAIゴーストで亡くなった弟と対戦を続けたいと願う兄の話について語っていた。

伊集院光:海外でこれを凄い一生懸命やってる大人の兄弟がいて。で、要するにお兄ちゃんも凄いいつも鉄拳8をやってる、と。

で、弟もすっごい鉄拳8をやってて。で、たまに会って一緒にやったりとか、バイバイする時にはその自分の分身を渡して、「じゃあ、俺のいない時も戦おうぜ」って言って、「また腕をあげたら会おうぜ」ってやってんだけど。

もう大人で、仕事もしてるような大人だから、なかなかそうちょくちょく会えない、と。で、そしたら弟が死んじゃったんだって、不意に。で、その弟が弟の鉄拳のキャラだけいるっていう。

最後に会った弟の動きをする。弟がやっている鉄拳のキャラの動きをするデータが残ってますっていう、なんか現代のおとぎ話みたいな話で。この話自体を知ったのはネットニュースに上がってたのは、「サーバーに預けてる弟のキャラクターはいつか消えてしまうんですか?」っていう。

「もう、今となっては弟とゲームをするにはこれしかないんですけど、このデータってどうなっちゃうんですか?」って。次から次へと新しいものがいろんな人がアップしてく中で、なくなっちゃうんですか?」っていうのを見た開発者が、「それはダウンロードして自分のところに持ってていると、なくなることはないですよ」っていう話を返しましたとさっていう話なんだけど。

なんかさ、凄いなぁと思って。なんかその俺らが子供の頃、ゲームをテレビゲームを始めたばっかりの頃は、おじいちゃんとか堅いおじいさんとかが、「昔のブリキのおもちゃには血が通ってたし、そういういろんな思い出が詰まってるけれども、お前らがやってるテレビゲームにはそういうものが一切通わない。テレビゲームには血が通ってないから一切いい思い出の話とかにはならないから、どっちが上かって言ったら、自分たちのブリキのおもちゃや、木の切れ端で作った戦艦のおもちゃとかの方がもう断然上だ」っていう話だったんだけど。

「あ、もうこんなウェットな話になってんだなぁ」っていう。

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