2024年1月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、AdoがNHK紅白歌合戦で難曲『唱』を見事に歌い上げたことに衝撃を受けたと語っていた。
太田光:一人で自主連とかして。ずーっとネタ食ってんだよ、俺。
田中裕二:うん。
太田光:でも、久しぶりに紅白見れんなと思ってさ。
田中裕二:うん。
太田光:社長と、紅白ずっとつけてたから、見てて。
田中裕二:うん。
太田光:そしたらさ、やっぱりさ、Adoとかさ、もう凄いじゃん。
田中裕二:凄いよ。よかったよ。
太田光:凄かったよね、あの京都で歌ったAdo。
田中裕二:はい、はい。ねぇ。
太田光:あの歌さ、『唱』ってね、すっごい難しいんですよ。
田中裕二:うん、難しいよね(笑)
太田光:で、あれをね、もちろんAdoは何度もやってるわけだから、それは歌えて当たり前なんだけど。
田中裕二:ええ、ええ。本人の歌だからね。
太田光:でも、生歌で。つまりね、要するに生のマイクで。例えばレコーディングでね、「あ、ここの部分もう一回やり直します」みたいなのって、まぁ我々素人だからどうやって録ってんのか分かんないけど。
田中裕二:うん、うん。
太田光:Adoちゃんって割と自宅の近くかな。とにかく一人で誰とも会わずにレコーディングしてるんだって。
田中裕二:うん。
太田光:そこに籠もって。
田中裕二:はい。
太田光:で、やっぱ自分に厳しいから、結構やり直しとかしてるらしいだよ。
田中裕二:うん。
太田光:でも、たしかにあの歌って、要するに感情が…なんつうのかな、ちょっとこう変な声を出したり、絶叫したり、その後「オオッ」って、深く歌ったりっていうのが目まぐるしく変わるから。
田中裕二:うん、凄いね、表現が。
太田光:あれが、要するにこれ比べちゃいけないけど、割と漫才の畳みかける時に、ちょっとずつこう感情。例えば、熊をやった後に、すぐ第三者の目線になるとかっていう。
田中裕二:はい、はい。
太田光:言ってみりゃさそんな、『唱』ほど難しいことやってないんだけど、俺らは。
田中裕二:うん、うん。
太田光:でも、割とあれ見ててさ、『唱』のAdoちゃんのやつを見てて、「すげぇなぁ」と思ってて。
田中裕二:うん。
太田光:俺、結構音源聞いてるから。結構聞き込んでるから。
田中裕二:うん。
太田光:でも、生歌の方がもっと感情があっち行ったり、こっち行ったり。だって絶叫すんだもん、いきなり。「ショータイム!」って。
田中裕二:うん。
太田光:あれって凄い難しいことだと思う、しかも踊りながら。あれ、凄いなぁと思ってて。