2023年11月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、サッカーW杯二次予選の日本代表試合が地上波で放映されないことに衝撃を受けたと語っていた。
伊集院光：「こっちが愚痴りたいよ」って思う人がいっぱいいると思うのがさ、番組始まる直前に、ネットニュース見て「あ、こんなことになってんの？世の中」と思ったんだけど。
ワールドカップの二次予選だよ。シリア対日本の中継、ないの？明日だよ、もう。明日なんだけど、いわゆるテレビの中継ないパターンって、どれぐらい正確か分かんないけど、自分の中では前のカタールのワールドカップに日本出ますよっていうのが決まる予選の試合を、テレビが中継しないで。
しないっていうか、多分僕が思ってたのは、放映権の叩き合いに負けて。で、結局ネットで…Abemaだっけ？あれ。DAZNだっけ？DAZNは中継するけど、テレビはどこも手出せないみたいのがあった時に、「こんなことありなの？」って思ったの。
俺みたいに、そこまで熱烈なサッカーファンじゃない、薄っすらと「サッカーも面白い ね」っていうぐらいの人間ですら、「そんなことありなんだ」って思ったら、今回はまたそういうことでもない、ワールドカップの二次予選の日本とシリアの試合、それも向こうでやるアウェイの試合を。
なんか、ザーッと読んだだけだけど放映権が猛烈に高いっていうことでもないようなニュアンスが書いてあって。11月の頭ぐらいになってから、急に「サッカーやる時間変えますよ」っつって。「お父さん帰ってくる日だから」っつって。遊ぼうって言ってたけどお父さんが遠洋漁業から急に帰ってくることになったから、今日は遊べない、みたいなことだと思うんだけど、それの規模の大きめのやつだと思うんだけど。
要は急に、放送時間とか試合時間が変わっちゃったから、それにテレビとかが対応していくと、放送時間が夜の深夜12時前後ぐらいになりますよ、と。で、そうなってくると、深夜に多分かけられる予算の限界とか、あとその今から、11月入ってから深夜のプログラムをどかしますよ、みたいなことが結構難しい上に、その放映権をシリアのサッカー協会 から買って持ってる人も、ちょっとどうしようかなって言って。
だから、日本のサッカーの偉い人は「マネーゲームには乗らない」っつってることは、ここに釣り上げもあると思うんだけど。そのなんだかんだで。
