2023年9月29日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、NHK『サザン45周年特別番組』で桑田佳祐が語った『女呼んでブギ』にまつわるインタビューに驚いたと語っていた。
東野幸治:NHKの音楽番組で、サザンオールスターズ特集をやってたんですよ。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、どうやら今年になって3曲、新しい曲を出してっていう番宣というか、宣伝も兼ねたりとかして。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:NHKでがっつり1時間特集するっていうことなんですけど。僕とサザンオールスターズ、サザンオールスターズ側からしたら「知らんがな」って話なんですけど(笑)
渡辺鐘:はい。
東野幸治:俺、小学校6年の時に『勝手にシンドバッド』でデビューしてるんですよ。ジュリーの『勝手にしやがれ』と、ピンク・レディーの『渚のシンドバッド』を合体させたっていうぐらいの曲が話題になって、あれよあれよとスターになって。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:今から43~4年ぐらい、第一線で活躍してて。で、なんとなく僕のイメージは、中学ぐらいの時から、なんかアルバムとかずっと聴いてたってことなんですよ。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、その番組の中のインタビューで、桑田佳祐さんが一人で色々喋ってて。で、なんとなく神宮球場の近くの木を切ったらアカンとか、いや切りますみたいなんも、メッセージとして、歌を作ったとかっていう話で、インタビューを聞いたりとかして。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:桑田さんっていうのは、曲作ってます、詞を書いてますけど、そういうメッセージみたいなんをよく出しますよね、よくありますよねって質問をされて。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:「いやいや、そんなつもりもないんですけど。まぁ歌手ですし、メッセージも入ってくることあるんですけど、それも年齢であって。昔なんてそんな大したことを全然考えずに、大学生が曲を作って、それが『勝手にシンドバッド』が話題になって」と。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:「デビュー当時は、テレビで歌うなんて全く思ってなくて」って話をして。で、よく聞くエピソードで、初めてのテレビ出演が『夜のヒットスタジオ』。で、衣装がないって言うて、事務所から一人1~2万渡されて、原宿行って。その1~2万じゃ衣装なんかないからって言うて。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:「結局、上下のジョギング。短パンにランニングを揃いで買って、それで歌いました」って、有名な話じゃないですか。っていうぐらいなんですよって言うて。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:で、「詞もそんな大したこと考えなくて」っていう話から、「特に今はもうできないんですけど、『女呼んでブギ』なんて、特にそうなんです」って言うて。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:俺、めちゃくちゃ好きな曲で。『女呼んでブギ』って曲があって。デビュー1~2年目、初めてのアルバムに入ってる曲で。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:凄い耳心地がよくて。中学の時に、「なんてバンドマンってカッコエエんや」って思った詞で。もちろん今やったら無理なんですけど。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:「女呼んで、揉んで、抱いていい気持ち。女なんてそんなもんだ」って、めちゃくちゃでしょ(笑)
渡辺鐘:はい。
東野幸治:「あ、御本人が言ってるのがすげぇな」って思って。で、腹坊にコーラスで、「もう一丁」って言わすっていう(笑)「僕はダメな男でした」みたいなんを、NHKも放送するし、当時の映像で原坊の「もう一丁」っていうのもちゃんと使ってるのよ(笑)
渡辺鐘:ふふ(笑)
東野幸治:いや、最高やなって思って(笑)