2023年7月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、ABCお笑いグランプリで審査員の陣内智則にコブクロ『永遠にともに』ネタを振ったところ2回スルーされた理由について語っていた。
山里亮太:こたけ正義感君がね、弁護士の資格持ってて。で、芸人さんもやると。去年、準優勝かなんかだったんだけど、その時に見つけた課題点を全部攻略して、今回臨んできて。
これもう、審査員の方とかね、凄い方いんの。陣内さんいてね、アンガ田中ちゃんいて、リンゴ姉さん、兵藤さん、で、かまいたち山内。ダイアン・ユースケ、かもめんたる・う大さん。
もう、そうそうたるよ。めちゃくちゃ面白くてさ。俺は本当に、なんか自分で反省ポイントいっぱいあんのよ、司会しながら。こたけ正義感君のネタが、スキマスイッチさんの『全力少年』で。『全力少年』の歌詞は素晴らしいんだけども、そこは法に触れてるところがあるんじゃないかなっていうネタなの。
たとえば、「積み上げたものぶっ壊して」だったら、器物損壊罪の恐れがある。これ犯人がね、どんな犯人なんだって。その弁護士の目線で見た、あの歌詞から犯人を類推していくのよ。
で、これが『全力少年』のあの歌の構成と法律の感じを、見事に組み合わせされたネタなの。まぁ、最後、サビでドカーンって笑い起きる、いいネタなのね。でも、『全力少年』って、めちゃくちゃ名曲じゃないですか。
でも、こたけ正義感君のネタを見ちゃったせいで、オモシロソングでもあるわけ。っていうのがそれネタであったから、俺ね、「陣さんも審査員でいるし」って思って。「いや、またね、面白い芸人のせいで、曲が1個普通に聞けなくなりましたね」って、陣さんに振ったら、陣さん気づいてくれなくて(笑)
凄い真面目にコメントくださって、俺、顔真っ赤になっちゃって(笑)「陣さん、『永遠にともに』があったんですけど」って(笑)
で、もう1回チャレンジするチャンスがくるのよ。令和ロマンが、back numberさんの歌をテーマにした漫才をやるのよ。またね、この令和ロマンがえげつないぐらい面白いの、この漫才。
それで、「もう1回行こう」と思って。「さぁ、こうしてまたね、名曲がちょっとまっすぐ聞けなくなりましたね」って言ったら、陣さんまた気づかないんだよね。
なんでかって聞いたら、審査員の皆さん、この超ハイレベルな中で、頭の中で点数計算しながら。で、しかもダメ出しとかしながらやるから、フル回転の中で、おどけてる俺のダメさ。