極楽とんぼ・加藤浩次さんや、明石家さんまさんらが語った、子供が芸能界に入ることを阻止したい理由についてのトークをまとめてみました。
加藤浩次、子供の芸能界入りを拒む理由
山本圭壱:あなただってお父さんだから、仕事で疲れてるところを見せないでおこうって時があるわけでしょ?
加藤浩次:俺はね、逆なの。
山本圭壱:え?
加藤浩次:逆なの。
山本圭壱:持ち帰るの?家に。
加藤浩次:特番とか、番組収録とか、結構楽しいじゃん。
山本圭壱:うん、うん。
加藤浩次:ワーッてやってさ。今日だって、ラジオで喋ってて楽しいじゃない。リスナーの方とか、メールくれたりして。
山本圭壱:うん、うん。
加藤浩次:でも、家帰った時に「ああ、しんどいわぁ」って。
山本圭壱:っていうふうに帰ってるの?(笑)
加藤浩次:そういう顔を見せてんの。
山本圭壱:うん、うん。
加藤浩次:だからさ、二世みたいな子って、なりたがるじゃない。
山本圭壱:ああ。
加藤浩次:父親もそういう仕事やってたらさ、タレントになりたいとかさ、そんなこと言い出しかねないじゃん。
山本圭壱:うん、うん。
加藤浩次:「本当に、もうこんな仕事絶対にやんない方がいいよ」って、小さい頃から見せてんの。
山本圭壱:ふふ(笑)
加藤浩次:「もう、辛い」っていう。チビたちに。
山本圭壱:「こんなにクタクタで家に毎日家に帰ってくるんだったら、もう芸能界なんて入りたくない」って?
加藤浩次:そう、本当にそう。もう、ブラックな社会だっていうことをね、チビたちに伝えてるから(笑)
山本圭壱:はっはっはっ(笑)
加藤浩次:それはね、逆なの。絶対にこの社会に入ってほしくないから。ムリだもん。
加藤浩次、芸能界に子供を絶対に入れたくないため家で「辛い、しんどい」とわざと言っていると明かす
加藤家、長女・小羽は出版社への入社を希望
山本圭壱:どうなの?上の子とかだって、もう何かをしたいって気持ちが出てくる頃でしょ?
加藤浩次:うん。
山本圭壱:もう、なんか言ってんの?
加藤浩次:将来、何になりたいって?
山本圭壱:○○になりたい的なことはあるんでしょ?
加藤浩次:出版社で働きたいって言ってた。
山本圭壱:出版社?(笑)ぼんやりと、出版社みたいな?
加藤浩次:本と漫画が好きだから。
山本圭壱:ああ。
加藤浩次:本当に、漫画読むのも好きだし、小説とか読むのも大好きなのね、長女はね。
山本圭壱:うん。
加藤浩次:そういうのを作るの仕事をやりたい、みたいなことを言ってたよ。
山本圭壱:へぇ。
加藤浩次:こっちの世界、全く興味ないから。
山本圭壱:凄いね。出版社に入りたいだなんて。小学校、中学校で…
加藤浩次:高校生よ、もう。上は。
山本圭壱:え?高校?もう。
加藤浩次:そうだよ。高1よ、今。
山本圭壱:でも、高1でそんな出版社みたいな発想、あった?
加藤浩次:あった、あった…あったっていうか、高1の時に、俺は「こういう世界やりたいな」って思ったよ。芸能界っていうか。
山本圭壱:本の世界に飛び込みたい、みたいな?
加藤浩次:うん。
山本圭壱:凄いな。全く考えてなかったな、そういうの。
加藤浩次:芸能界入りたい、みたいなのあったでしょ?
山本圭壱:芸能界っていうのはあるけど。芸能人、みたいなね。
加藤浩次:もっと、漠然としてたってことか。
山本圭壱:そう、そう。
加藤浩次、長女・小羽は「出版社で働きたい」と希望していることを明かす「芸能界、全く興味ない」
明石家さんまもIMALUの芸能界入りに反対
明石家さんま:雑誌の対談で、「もし子供が芸人になりたいと言ってきたら、どうする?」という質問に、極楽とんぼ・加藤浩次さんが言っていました。
加藤浩次「それは絶対に言わないと思う。だって俺、どんなに楽しい収録があっても、家に入る前にかならず、『いやぁ、しんどいわぁ』って顔を作って帰ってるから。やっぱり、二世多いでしょ?それは、お父さん・お母さんが芸能界って楽しそうなんだよ」
明石家さんま:ふふ(笑)それは関係ないと思うなぁ。
飯窪春菜:ああ、そうなんですか?
明石家さんま:うん。俺も大概、言うたよ。IMALUが入る時も、「芸能界はなぁ…」って。マイナスのこといっぱい言うたけど、スーッと入らはったで。
工藤遥:ふふ(笑)
明石家さんま:ふふ(笑)
飯窪春菜:効かなかったんですね、その言葉は(笑)
明石家さんま:そう、効かなかった(笑)やっぱり、選ぶ道、自分がやりたいことが芸能界だってことやろ。
飯窪春菜:はい。
明石家さんま:芸能人の息子が、偶然にも芸能界だったってことやな。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:それは関係ないなぁ。散々言うたけど、手遅れだった(笑)
飯窪春菜:へぇ。
明石家さんま、加藤浩次が子供を芸能界入りさせないため「帰宅時にわざとしんどい顔を作る」ことに否定的な意見
ドランクドラゴン鈴木拓も、子供の芸能界入りに否定的
鈴木拓:なんか長男の方は、ちょっとなんかそういうのをやりたい、みたいな。
濱口優:ああ。じゃあちょっと影響が。
鈴木拓:怖ぇんですよ、だから。
有野晋哉:ふふ(笑)
鈴木拓:「やべぇ、コイツ変な思想を持ち始めたぞ」って。
濱口優:イヤなんだ?(笑)
鈴木拓:イヤですよ、こんな…辛いじゃないですか、やっぱり。
有野晋哉:はっはっはっ(笑)大変やもんね。
濱口優:売れるかどうかも分からへんよな。
鈴木拓:はい。売れても毎日不安じゃないですか。
濱口優:うん。
鈴木拓:安心な日がないっていうか。いつか消えちゃうんじゃないかとか。
有野晋哉:うん。
鈴木拓:だからもう、こんな思いさせたくないんで。もう常に、「お前は才能がないんだよ」って。
濱口優:はっはっはっ(笑)言うんや(笑)
鈴木拓:「父ちゃんがお笑いの才能ないんだから、お前なんかないんだよ」って(笑)
濱口優:ふふ(笑)
鈴木拓:そうすると、奥さんが「ヒドイねぇ、アンタ」って。
ドランク鈴木拓、子供が「芸人になりたい」と言い出さないように「父ちゃんが才能ないんだから、お前も才能ない」と言っていると明かす
鈴木拓:もう、どんだけ辛いかっていうのをね。だからなるべく、面白いんですけど、世に出てない後輩に、なるべく多く会わせよう、と。
濱口優:はっはっはっ(笑)
山本彩:はっはっはっ(笑)
濱口優:「こんなに大変なんだぞ」と(笑)
鈴木拓:「世に出るのは、物凄い大変だから」っていうのはね。
濱口優:「あの人、面白ぇだろ?でも、全然売れてねぇんだぞ」って?(笑)
鈴木拓:「アイツで売れてないんだから、お前なったとしても、ムダだよ」って。
濱口優:ああ、それエエ方法かもな。
鈴木拓:で、俺の株は勝手に上がりますし(笑)
濱口優:はっはっはっ(笑)「お父ちゃんすげぇんだ」って(笑)
鈴木拓:最低ですけど(笑)鬼ヶ島のおおかわらを使うっていう(笑)
ドランク鈴木拓、子供にお笑い芸人の現実の厳しさを教えるため「世に出てない後輩に、なるべく多く会わせよう」としていると告白