2022年10月26日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、「YouTube大学」での書籍紹介は「人が書いたネタで喋る」落語をやっているかのような感覚であると告白していた。
若林正恭:本は読むじゃない。
中田敦彦:はい、読みます。
若林正恭:人の話を聞くっていうのと、本から入ってくるっていうのは、違いがあるの?外から入ってくる言葉、刺激ではあるじゃない。
中田敦彦:素晴らしい質問な気がする。
若林正恭:…はっはっはっ(笑)喋るぞ、これ(笑)
春日俊彰:ああ、喋るなぁ(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)
中田敦彦:本をなんであんな読めてるかって言うと…
若林正恭:俺も不思議なのよ。
中田敦彦:あれはね、話を聞いてるって思ってないんですよ。
若林正恭:うん。
中田敦彦:「ネタの台本を読んでる」って思ってるんです。
若林正恭:なるほど。それからやるもんね。
中田敦彦:で、僕、無限にネタを作れる人間じゃなくて。ただ喋りたいんで。
若林正恭:うん。
中田敦彦:だから、本屋で買った本を読んで喋って、動画が回った時に、「あ、これならいける」って思ったのは、「人が書いたネタで喋るってありなんだ」っていう。
若林正恭:うん、うん。
中田敦彦:だから皆さんそう思ってないと思うんですけど、俺としてはずっと落語をやってると思ってるんです。
若林正恭:ああ、なるほど。
中田敦彦:何かのネタを見て喋ってるって。自分のやり方で。
若林正恭:うん。
中田敦彦:って思ってるから、苦じゃないのは、「自分の喋りを聞いてもらえる」っていうご褒美が待ってるからで。
若林正恭:うん。
中田敦彦:読んでる間はしんどいんです。
若林正恭:ああ、やっぱりしんどいんだ。
中田敦彦:書き手が訳分かんない言葉とかだと怒りで。
若林正恭:うん。
中田敦彦:打ち震えてます。
若林正恭:はっはっはっ(笑)「おい!」と思いながら、でもやるから(笑)
中田敦彦:「なんでコイツ、こんな分かりづらい言葉を使ってんだ」とか、「ここの章、いらねぇじゃねぇか」って。