2022年10月22日放送のMBSラジオのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』にて、明石家さんまが、仲本工事と『さんまのまんま』で最後に交わした言葉を明かしていた。
明石家さんま:『ひょうきん族』っていう番組は、元々ドリフの胸を借りようと。ドリフはもう、大横綱でしたから。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:そのドリフの胸を借りるために、一生懸命…勝ちたくなかった。視聴率抜いた時に、みんな残念がったぐらいなんですよ。
横山玲奈:へぇ。
明石家さんま:「あ、抜いてしまった」っていう。もう横綱でいて欲しかったからっていう。
横山玲奈:うん。
明石家さんま:そのドリフのメンバー、仲本工事さんがああいう事故で亡くなられて。
村上ショージ:はい。
明石家さんま:あと、加藤さんと高木ブーさんしか残ってない、ドリフのメンバーは。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:で、仲本さんは、『さんまのまんま』に春、出ていただいてるんですよ、ドリフのメンバーで。
村上ショージ:へぇ。
明石家さんま:で、カットかかって帰られる時に、「さんまちゃん」って呼ばれて。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:「ウチの家内が、さんまちゃんの健康を物凄い気遣ってる」と。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:「さんまちゃんだけは元気でいて欲しい」っていうので、何かを事務所に送りたいんで、「吉本興業の住所で届きますかね?」って。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:「大丈夫ですけど、本当にそんな気をつかわないでください」って。それ凄い高いもので、体に良いものらしいんです。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:それをいただけると思ってたら、こういうことになったんです。
村上ショージ:へぇ。
明石家さんま:だから、それは何だったのか。奥さんが僕の体を案じていただいてるっていう話が最期になってしまったんですけど。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:非常に残念で。それは何を送ろうとしていただいたのか、不思議ですけど。