伊集院光、企業の社員採用に用いられるAI面接で「機械の前で」同じような質問を繰り返されることに「気持ち悪くない?」

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2019年9月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、企業の社員採用に用いられるAI面接で「機械の前で」同じような質問を繰り返されることに「気持ち悪くない?」などと語っていた。

伊集院光:最近、本当にいろんな企業が導入しているAI面接。就職におけるAI面接って、もうスマホで企業の面接、第一次面接をやりますっていう。

でいて、このスマホに面接のプログラム、AIの面接のプログラムが入ってて、質問してくるらしいんだよね。たとえば、100問ぐらい質問してくるらしいの。

で、「あなたはどのような大学生活を送りましたか?」とか言ってくるんだって。で、そうすると、まぁたとえば「ラクロスのサークルに入り」…なんでそんないけ好かねぇ感じの奴、俺の中で(笑)

「遊び感覚を大事にしたラクロスのサークルを作り、ラクロス2:バーベキュー8ぐらいでエンジョイしてました」みたいな(笑)そんな感じのことを、たとえば答えるじゃん。そうすると、「もう少し詳しく言ってください」みたいなことを言われて。

「週何回、ラクロスをやっていましたか?もう少し詳しく言ってください」とか。「今の語尾が判別できませんでした。もう一度言ってください」みたいなことを言われて。短くても1時間、長いともっと、ずーっとその機械相手にやってるんだけど、どうやらこの機械は忍耐力とか試してるらしい。

延々と同じことを訊かれたりすることに対する忍耐力や、あとノーメイクで挑んでるとか。あと、同じ質問が来た時に、眉間に皺寄ったとか、いわゆるAIだから、ありとあらゆるデータで、細かいことをずーっと判別してるらしいのね。

気持ち悪くない?気持ち悪くないかってよりも、それってさ、いわゆるさ、俺が普通に面接官で、来たその就活をしてる大学生に、「大学生活、どんな感じでしたか?」「ラクロス部をやっていて、こういうエンジョイの仕方をしました」「もっと詳しく」「週に3回ラクロス部の活動はあるんですけど、基本的にはラクロスをやるというより、お喋りの日もありました」「もう少し詳しく」っていうのをずーっと繰り返してるのって、圧迫面接みたいなことじゃないの?

なんかそれはダメってことになってんじゃないの?でも、機械様の前では、それをやらされる感じのなんか気持ち悪い感じとか。

機械様の前に、ちゃんとリクルートスーツ着て、寝癖も直して。女性はメイクもして。で、何言われるかわかんなくて、聞き返されたことも、なぜ聞き返されているのかもよくわからず、それを淡々とやり、その上、舌打ちしたことも判別され…っていうのって…きたよ、ロボット帝国が来てるんだよ、もう(笑)

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