2022年4月13日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、『ヒルナンデス』ロケでディレクターに「オードリーの笑いに期待していない」と面と向かって言われてカットされ続けるもお笑いのやりとりを続けた理由について語っていた。
若林正恭：「現場のDが笑いはいらないと言っても、ADさんに向けて続けていると、5年後に効いてくる」。
塚地武雅：深いな、これ。
若林正恭：現場のDと相性が合わなかったら、さじを投げちゃうのは結構危険で。
塚地武雅：うん。
若林正恭：10年前に言われたんですよ。情報番組で、「オードリーのお笑い、期待してないから」ってハッキリ言われたの。
春日俊彰：たしかにね。情報番組だからね。バラエティじゃないから。
若林正恭：面と向かって現場のDに言われたから、ショックじゃない。でも、一人だけ笑ってくれてるADさんがいたから、必ずカットされてるんだけど、二人のお笑いっぽいようなやりとりはね。
春日俊彰：うん。
若林正恭：でも、ずーっとやめなかったの。
塚地武雅：うん。
若林正恭：そしたら、「最近使われるなぁ」って思い始めた瞬間があるのよ。「なんで使われるようになったんだろうな？」って思ってたら、そのADだった子が、編集するDになってたの。
春日俊彰：なるへそ。
若林正恭：だから相性はあるけど、一人でも笑ってくれる子がいたら、その子にだけ向けてやるようにしてるっていう。
坂井良多：ああ。
春日俊彰：全てを投げちゃうんじゃなくて。
若林正恭：うん。今もあんのよ。
春日俊彰：なにかは想像つくけど(笑)
若林正恭：現在進行形の話で。でもね、俺はやめてないの。切られるんだけど。そしたら帰りに出川さんが来てくださって、帰り際に「若林のあのやりとりをオンエアした方が面白そうだけどね、この番組」って言ってくれたのよ。
春日俊彰：ああ。
若林正恭：俺はね、「勝った！」って思った。
塚地武雅：年月かかったけど？(笑)
若林正恭：うん(笑)
