2022年3月23日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(毎週月-木 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、松本人志が『笑いの正体』で語ったダウンタウンの「不遇の時代」に驚いたと語っていた。
塙宣之:この前、NHKで『笑いの正体』っていう番組があって、インタビューをみんな繋げてくやつ、俺も出たんですけど。
土屋伸之:うん。
塙宣之:あの時に、松本さんが言ってて凄く面白かったのが、「今までダウンタウンは、若い子にウケればいいと思ってやってきた」っていうのは、本とかでも書いてあったじゃん。
土屋伸之:うん。
塙宣之:「だけど、今考えたら、トミーズとかハイヒールとかがNGKに出て、俺たちはあんまり出番もらえなくて、京都花月ばっかり行ってたんや、ダウンタウンは」と。
土屋伸之:うん。
塙宣之:「その時に、本当に客少ない、お年寄りの前とかでやってて、あれがよかったんやと思う」って言ってたんだよね。
安藤なつ:ああ。
塙宣之:だからその時に、お年寄りの人とかも笑うコツ、感覚みたいなのをダウンタウンさんがそこで、習得してるから、後のダウンタウンになってるっていう。
安藤なつ:ああ。
塙宣之:だからいつも同じ満員のお客さんっていうところよりも、ある程度荒れてる場所とかで、栄養というか経験値積んでた方がいいっていうようなことだと思うのね。
安藤なつ:ああ。
塙宣之:俺たちの東洋館もそうだし。色んな喫茶店とかもそうだし。色んな経験がある人って強いじゃないですか。
安藤なつ:ああ。
塙宣之:ちょっとそれもあるのかもしれないなって思って。
土屋伸之:ダウンタウンさんも、そういう経験があったんだね。
安藤なつ:うん。
土屋伸之:若い頃からワーキャー言われてたわけじゃないから。
塙宣之:全然違うんだって。京都花月が俺たちの中で分かんないけど、一線じゃないようなところだったんだって。
土屋伸之:うん。
塙宣之:全然お客さんいない中で。「でも俺たちウケてたから」って言ってたから。
土屋伸之:なるほどね。