2021年10月20日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが、『有吉の壁』がバラエティ界における「革命」であると思っている理由について語っていた。
佐久間宣行:俺、『有吉の壁』って、やっぱり革命だと思ってるのは、あれってさ、コント師がコント師の能力のままバラエティに出れるっていう番組じゃん。
秋山寛貴:ああ、はい。
佐久間宣行:俺、あれが近年で一番羨ましかったもんね、見た時に。
秋山寛貴:いや、なかったですよね。
佐久間宣行:なかったよね。
秋山寛貴:得意技のままいけるっていう。
佐久間宣行:得意技のままいけるバラエティってなかったじゃん。
岡部大:たしかに、漫才師は「人(にん)」でいけるっていう。
佐久間宣行:「人」でいけるから。それはずっと悩みだったわけ、俺も。
岡部大:はい。
佐久間宣行:一回、「人」にコント師を落とさなきゃ、平場でやれないっていう。
秋山寛貴:はい。
佐久間宣行:時間かかるなぁって思ってたら。だから、そういうの得意な人たちはどうしたらバラエティで活躍できるのかなって思って。『ゴッドタン』の場合は、コント企画とかを用意して。
秋山寛貴:はい、めっちゃわかります。凄いありがたいです。
佐久間宣行:コント企画のふりをしないコント企画ね(笑)それを短いスパンで、ボケとしてやるっていうのは、発明だよね。
秋山寛貴:うん。
佐久間宣行:あれはだから、コント師にとってすげぇ助かるっていうか、特別な番組でしょ?
秋山寛貴:そうですね。本当に得意なことで戦えるっていうのはなかなかない。
佐久間宣行:しかも勝負できるんだよね、たくさんあるから。
秋山寛貴:そうですね。
佐久間宣行:スベっても別に大丈夫だから。
秋山寛貴:そうですね。