2021年8月25日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、古舘伊知郎の『トーキング・ブルース』に圧倒され過ぎて山里亮太とともに会場の外で立ち話をして「40分ぐらい喋りましたもん」と告白していた。
若林正恭:『トーキング・ブルース』は、どういうきっかけだったんですか?
古舘伊知郎:当時の事務所の社長に…今は会長なんだけど。
若林正恭:はい。
古舘伊知郎:「絶対、テレビとかラジオとかメディアだけだったら消耗するから、たとえばたけしさんで言えば映画じゃないけど、これだって柱を作らなきゃいけない」って。
若林正恭:へぇ。
古舘伊知郎:で、「トーキング・ブルース」ってタイトルをもらったんですよ。
若林正恭:ああ、そうですか。
古舘伊知郎:「うわ、ブルースなんて荷が重いわ」って思って。
若林正恭:ああ。
古舘伊知郎:はじめ「トーキング・ファンタジア」ならできるとか。「ファンタジー実況描写なら」とか言ってたんだけど、「いいからやれ」って言われて。
若林正恭:へぇ。
古舘伊知郎:で、渋々やり始めたら、凄いやりがいが出ちゃって。
若林正恭:ああ。
古舘伊知郎:「こういうものを俺は柱にするんだ!」って、気がついたら自分が考えたみたいになってました。
若林正恭:ふふ(笑)でも、古舘さんがやられてるんだから(笑)
古舘伊知郎:でもね、2014年に『報道ステーション』やりながら、『トーキング・ブルース』を1日だけやったんですよ、2014年10月に。大変だったんだけど、ワンナイトやった時に、若林さんとかカンニング竹山さんとか、そういう人たちが「勉強になった」っていうのを見に来て帰ったっていうのを聞いて、めちゃ嬉しかったんですよ。
若林正恭:ああ。
古舘伊知郎:なんで春日さん来ないんですか。
春日俊彰:怒られるなぁ(笑)
若林正恭:山里亮太も同じ席で。もう感動と笑いと、圧倒され過ぎて。外出て、EXシアターの通りのところで、40分ぐらい喋りましたもん。
古舘伊知郎:うん。
若林正恭:「これはもう、俺たち、言葉をいくら頭に入れようが無理じゃん」みたいな話をしてました。