2021年8月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、『アメトーーク』雨上がり決死隊解散報告会での蛍原徹の表情に「解散を決意した人間の顔ってあるのよ、やっぱ。何を言っても戻る気がないっていう顔」と語っていた。
山里亮太:足軽エンペラーで組んで1年ちょいぐらいの解散でも結構きたのよ、ウーッて。言われる方、だから雨さんで言うところの宮迫さんの立場で、言われてもさ、凄い「うーわっ…」ってなって。
「何が起こるか分からないから、とりあえず頑張ろう」みたいな説得しても全然、向こうは変わらないっていう。
レベルなんか雲泥の差よ、雨さんと足軽エンペラーなんて。でも、解散を決意した人間の顔ってあるのよ、やっぱ。何を言っても戻る気がないっていう顔。
自分の小さい足軽エンペラーってコンビでも、「解散したいと思う」って言われて、僕はもう「ちょっと待ってくれ」って追いすがって。「今までこんなことをやってしまったし、これも直す」って言って。
「あれも自分の横暴だった」って、全部罪を認めて、「頼むからもう一回やってくれ」って富男君に頭何回も下げても、「山ちゃんは俺なんかじゃなくて、才能があるのは分かってるし、俺はその才能を活かせなかった」と。
「自分の中でその才能を、もっとこの人だったら活かしてくれるのにって人がいるから、俺に多分、苛立ってたんだ。だから、山ちゃんは俺って足かせから離れた方がいい」って。「いや、そう思わせてしまった俺が悪い。富男君しか俺を受け入れてくれないんだ」って言っても、もう表情が全く変わらないのよ。
で、ポジティブなことを言うたびに、悲しそうな顔で絶対にイエスって言葉を言わないのよ。ずっと首振ってるし、「いや、ごめん。全部直す」と。「富男君の凄さはちゃんと分かってる。だから許してくれ」って言っても、「ありがとうね。でも…」って言うのよ。
それはもう、解散ってことは本人も言うまでにめちゃくちゃ脳内でシミュレーションして、で、脳内で決着つけてんのよ。「もうこの人とは無理だ」って、答えを持って富男君もいたからさ。
だから、その時の「あわよくば」で。この場所で、この空気で「ひょっとしたら流されてやりなおしてくれるんじゃないか」って思った瞬間もあったの。でも、動じない。その感じを僭越ながら思った。足軽エンペラーなんか、足元にも及ばないけど、見てて思ったのと。
あと、覚悟決めた人間の言葉って、凄い言葉に心が乗ってるから、めちゃくちゃカッコイイっていうか、伝わるんだよね。だから、蛍原さんが凄い言葉の説得力とか、聞き入らせる魅力とか凄くてさ。