2021年7月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『問わず語りの神田伯山』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田伯山が、椎名林檎が講談を聞きに来て挨拶してくれたにも関わらず本人と分からず仏頂面で対応してしまったと後悔していた。
神田伯山:椎名林檎さんがオリンピックの委員だったと思うんだけど。開会式にやるって人、集めてたと思うんだよね。講談でいいっていうのいるから、椎名さん来てくれてたんだよ。
その時、まだコロナ前だから物販とかもしててさ。お客さんにサインしてたら、目の前にスッと名刺みたいなのを出して、「椎名です」って言って。
で、横浜で椎名って言ったら、桂歌丸師匠の本名が椎名巌なんですよ。俺、落語芸術協会って言って、その時、まだ歌丸師匠会長かなんかで、俺、教会員だから、「うーわ、会長の身内のやべぇ奴きた」って。
俺、椎名っつったら、椎名誠か椎名巌こと桂歌丸しか知らないから。「誰だ、このねえちゃん」って思って。で、俺、目悪いからさ。メガネ外すと0.01ぐらいだから、「椎名?知らないなぁ」って思って。
で、俺も凄いぶっきらぼうにさ、「あ、どうも…」ってサイン書いて渡したんだけど、その名刺見たら、「椎名林檎」って書いてあんの。
あの仏頂面が…オリンピックに呼ばれなかった理由じゃないの?それか講談がよくなかったかっていう。両方だな、きっと。
でも、禍福はあざなえる縄のごとしっていうかさ、人間万事塞翁が馬じゃないけど。なんて言うんでしょうか。いわゆる、そこで俺がオリンピックに呼ばれちゃってたら、俺の過去が暴かれてた可能性あるでしょ。ヤバイ過去が。
俺、今さらEDの過去を掘り起こされんじゃないかなっていう。そしたら俺も、なんかこう分かんないけど、「あんなEDの奴、オリンピックにふさわしくない」っていう。
これはでも、ED連合が助けてくれるんじゃないかって説もあるし、俺は治ってるし、とか。