爆笑問題・太田、小山田圭吾のいじめ問題について語った『サンジャポ』での炎上発言について弁明「いじめ自体をあの時代、当たり前だったと言ったと思っている人もいて」

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2021年7月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、小山田圭吾のいじめ問題について語った『サンデー・ジャポン』での炎上発言について弁明していた。

太田光:一つ、ネットの記事でね。俺もほら、ネットのことなんか対して気にしないんだけどさ。

田中裕二:うん。

太田光:まぁ、今回俺の記事が結構出て。で、まぁ色々読んで。

田中裕二:うん。

太田光:一つあったのは、「太田の理屈は無理筋だ」と。

田中裕二:うん、うん。

太田光:いわゆる論点ずらしだと。「小山田圭吾に同情して、微妙な擁護をした結果、こういうことになって、彼は炎上するんだろう」っていうようなことなんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:で、その主旨っていうのがどういうことかというと、90年代のサブカルチャーというものがあって、そこの文脈から擁護しようとしたのは、あまりにも無理筋なだった、と。

田中裕二:うん。

太田光:って言うんだけど、俺は…もう一回、その『サンデー・ジャポン』を、まぁ録画してる奴なんて一人もいないし。

田中裕二:一人もいなくもないだろうけどね(笑)

太田光:ツイッターのフォロワーも全然増えないし。

田中裕二:ええ。

太田光:もう一回、見てもらうと分かると思うんだけど、僕は、90年代のサブカルチャーが全部、あれが当たり前だったってことを言ったんじゃないんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:言ったんじゃなくて、あれっていうのは、要するにあの記事のことです。小山田圭吾が「俺昔さぁ、いじめやって(笑)」みたいな。あの記事のことね。

田中裕二:うん。

太田光:あれを、あの時代、許容した局面があったんじゃないかと言ったのは、90年代のサブカルチャーの全てが、あれが当たり前だったって言ったってことじゃなくて、サブカルチャーの中の一部、まぁクイックジャパンとロッキンオンだよね。

田中裕二:うん。

太田光:その一部に、あれを許容する局面があったんじゃないかっていうことを、まぁ俺は言いたかったのね。

田中裕二:うん。

太田光:そこを踏まえて考えないと、あの小山田圭吾の一連の出来事っていうのは、ちゃんとした判断が下せないんじゃないかと、俺は思ったの。

田中裕二:うん。

太田光:これは俺の考えだから。で、まぁそんなことすら許せないって言う人も確かにいて。だけど、俺があの小山田圭吾のやったいじめの行為を、あの時代、当たり前だったって言ったように思っている人もいて。

田中裕二:うん。

太田光:それはね、俺はそうじゃないつもりで言ったつもりなんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:あの記事を許容するってことを言ったつもりなんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:そう勘違いしちゃうっていうのも、今、たとえばさ、コロナ禍の五輪でまぁみんな不安だよね。

田中裕二:うん。

太田光:で、ましてやあの酷い、陰惨ないじめの記事が出て、それが五輪の担当になったってことを知ったら、それはまぁ、本当にみんな怒るし、「そんな奴を擁護する奴は許さない」っていうのは、当たり前だと思う、人間として。

田中裕二:うん。

太田光:当たり前だと思うけど、ただ俺が思ってるのは、あの時、あれが当然だっていうのは、いじめの行為じゃなくて、クイックジャパンのあの記事が、あの当時でてね、で、さして問題にもならず、多少の問題になったという人もいるけど、問題にもならず、クイックジャパンが未だに雑誌として続いてるっていうこと。それはやっぱり、社会があれを許容した局面は、俺はあったんだっていうのは、申し訳ないけど、これは未だに俺は思ってるんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:で、中には、多少あれが嫌だと思ったかもしれないけど、編集会議で「出しちゃえ」と。問題起きるかもしれないけど出しちゃえ、と。それが発売され、店頭に並び。それを中には面白く読んだ読者もいたんじゃないかな、と。

田中裕二:うん。

太田光:これはまぁ、俺の想像でしかないんだけど。つまり、その周辺では、ああいうことを語ること、過去にあった自分のいじめを自慢げに語る、自分がいじめをしたという行為を、自慢げに語ること、それが許容される場が、まぁ本当に一部なのかもしれないけど。

田中裕二:うん。

太田光:俺はあの記事をあの当時、知らなかったからね、それはその雰囲気は分からないけれども、あったんじゃないか、ということと。

田中裕二:うん。

太田光:だから、つまりその周りの状況を考えないと、今、小山田圭吾一人に攻撃が集中してるけど、実はあの小山田圭吾の存在の仕方を許した環境も含めて考えないと、ちゃんとした判断はできないんじゃないか、ということを俺は言いたい。

タイトルとURLをコピーしました