2021年7月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、立花隆が臨死体験を研究する中で「僕はね、死ぬのが本当に楽しみなんだ」と発言していたのが印象的だったと語っていた。
太田光:立花隆さんは、脳死も研究して。あと、臨死体験。
田中裕二:うん、臨死体験とかね。
太田光:これも、本当に不思議な話がいっぱいあるんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:俺、印象的だったのは、NHKの『探検バクモン』で、立花さんと話したじゃない。
田中裕二:うん。
太田光:その時にさ、「立花さんって、死ぬのって怖くないですよね?」って言ったら、「全然怖くない」って。
田中裕二:うん、うん。
太田光:「僕はね、死ぬのが本当に楽しみ」って言ってたんだよね。
田中裕二:うん、それね。
太田光:それ、すげぇなぁって思ってさ。俺もそうなんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:なんていうのかな…もう全部いろんなことをね、あの人は色んなことを知るわけだよ。田中金脈から始まって、それこそ政治的なことから、哲学的なことから。
田中裕二:うん。
太田光:俺は最初にあの人の本を読んだのは、『脳を鍛える』っていう本で、「あ、こんなに学問ってのは面白いもんなんだ」って初めて分かったんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:そこでさ、色んなことを知ってるわけ。で、あの人が言ってんのは、「知れば知るほど分かんないことが増えてくる」っていうことなんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:で、「僕が今体験したいのは死なんだ」と。「宇宙は行きたかったけど、この年だともう無理かな」って言ってて。
田中裕二:うん。
太田光:やっぱり死っていうのは、自分の身に何が起こるのかっていうのは、それは本当に楽しみなんだ、と。
田中裕二:うん。
太田光:「だから自然に死にたいし、もちろん延命とかじゃなく、ちゃんと自分が意識ははっきりしながら死にたい」っていうのを、『クローズアップ現代』で言ってたんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:だからさ、それで「死ぬのが楽しみなんだよ」っていうのが、凄く印象的だったんだけど。