2021年6月19日放送のニッポン放送のラジオ番組『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』にて、お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が出演し、全力で頑張る岡村隆史の横で「力を抜いている」自分を演出するようにしていたと告白していた。
矢部浩之:『勝手にシンドバッド』って、わるふざけじゃないですか。開き直りっていうか。
徳光和夫:うん、そうですね(笑)
矢部浩之:「もう、これでアカンかったらやめよう」ぐらいのタイトルの付け方やなって思って。
徳光和夫:ああ。
矢部浩之:それが凄い好きなんですよ。
徳光和夫:いい意味の開き直りがあるっていう。
矢部浩之:そうなんです。それがまた、追い込まれた…「そう言えば自分も、その都度、その都度、開き直ってるかな」って思って。しんどくなった時に。
徳光和夫:うん、うん。矢部さん自身が?
矢部浩之:はい。
徳光和夫:どっか、ナイナイもそういうところあるんじゃないですか?
矢部浩之:僕の芸風、そうかもしれないです。
徳光和夫:岡村さんもそうではないかなって思ってるんですけどね。
矢部浩之:相方、そうなりましたね。
徳光和夫:あ、なったんだ?
矢部浩之:そう、なってきました。仕事の内容で。
徳光和夫:なんかね、F-1のハンドルじゃなくてね、セダンのハンドルで遊びがあるっていう。
矢部浩之:ああ、なるほど。
徳光和夫:そういう芸風がナイナイにあるんではないかってね。
矢部浩之:ああ、素晴らしいたとえです。
徳光和夫:今、ないんだよ。今の芸人さんにはね。
矢部浩之:なるほど。僕は結構、抜いてる風に見せる芸風かもしれないです。
徳光和夫:抜いてる風に?抜いてませんか?(笑)
矢部浩之:ふふ(笑)見てる方には、「抜いてるなぁ」と。「岡村ばっかり頑張って」って思われたらいいと思ったんで。
徳光和夫:それがホッとするんだよね。それがナイナイの色だなっていうね。
矢部浩之:あ、ありがとうございます。