2021年3月18日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、和牛の『情熱大陸』で垣間見えた「漫才への完璧主義ぶり」に驚いたと語っていた。
岡村隆史:『情熱大陸』見た?
矢部浩之:見てない。
岡村隆史:和牛の。
矢部浩之:ああ、ニュースで見たな。
岡村隆史:凄かったなぁ。もう漫才って、アカンわ。もう見てたら、芸術の域じゃないけど。密着ついてんねんけどな、和牛が漫才の一つ、なんか間がおかしかったって。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:それカメラ見て、決めてなかったんやって。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:もうネタ合わせとかもちろんやってんねんけど、ネタの変え時、どっちが喋りだすか決めてなかったらしくて。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:で、一瞬、お互いが「どっちが喋るん?」って、一瞬やで。絶対に分からへん、普通の人は。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:で、撮ってはったカメラ、「もういっぺん見せてもらっていいですか?」って、何回か見て。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「これなんですよ」って。そんなん、普通の人見ても分からんで。その一瞬、「これがダメなんです。この変な間があることによって、別に一般のお客さんは気付かないんですけど、この間が積み重なって、お客さんに伝わっていくんです」って。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「へぇ」って思って。「凄い、和牛」って思って。「こんな漫才にもうなってもうてんねや」って。
矢部浩之:いや、もうそうちゃう?完璧主義ちゃう?漫才に関しては。
岡村隆史:なぁ。
矢部浩之:「漫才師」やね。
岡村隆史:いや、そうやなぁ。