2021年3月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、おぎやはぎの矢作兼が、佐久間宣行プロデューサーのテレビ東京退社報道で「テレビマンが出世すると現場に立てず、管理業務をやらざるを得ない」ことに疑問を呈していた。
矢作兼:テレビ局の社員なんて、エリートなんだからね。
小木博明:本当はそれで十分なんだけどなぁ。
矢作兼:エリートだよね。辞めてフリーでやるって、相当さ、勝算がないと。
小木博明:うん。
矢作兼:まぁ、凄い勝算があるんだろうけど。
小木博明:凄い勝算と、あと「現場にいたかった」っていうのはあるんだろうね、この人はね。
矢作兼:ある。
小木博明:やっぱ…この人はどんどん出世して、上に行っちゃう人だからね、もしテレ東にそのままいたら。
矢作兼:あれ不思議だよね。俺たちもずっとこういうテレビのディレクター、演出家と仕事してきたわけじゃない、色んな局で。
小木博明:うん。
矢作兼:そういう人たちってさ、本当に現場でカンペ出したりしてるの好きじゃん。
小木博明:うん。
矢作兼:なんだけどさ、あんなにあれが合ってるのにさ、年とってくるとさ、出世してさ、そこに立てなくなってくるっていうさ。
小木博明:うん。
矢作兼:それがやりたくやってるのに。
小木博明:そう、そう。
矢作兼:その出生の意味が分かんないよな。
小木博明:ねぇ。勝手に異動させられてね。
矢作兼:拒否権ないわけ?でも、加地さんとか拒否してるね、あれね。未だにいるもんね、もう偉いのに。
小木博明:うん。あの人もそうよ、取締役とかになってるんでしょ?
矢作兼:たしかに、加地さんはずっといるもんな、この場にな。
小木博明:ねぇ。
矢作兼:(片岡)飛鳥さんは偉くなっちゃって、一回離れたでしょ?片岡飛鳥さんね、『めちゃイケ』作ってた。
小木博明:あの人もそうだね。超優秀だったけども、上に行っちゃうんだもんなぁ。
矢作兼:佐久間さんとか、もちろん名前が出るような人は優秀だから、どんどん出世して行っちゃうじゃん。
小木博明:うん。
矢作兼:出世していくと、大好きな仕事ができなくなるっていう、テレビ局員の可哀想なところだね。
小木博明:可哀想だね。
矢作兼:まぁ、だから辞めたんだけど。
小木博明:まぁそれでね、好きなことをやってくんだろうけども。