2021年2月6日放送のMBS放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土 22:00-23:30)にて、明石家さんまが、森喜朗の女性蔑視発言騒動について、「『恋のから騒ぎ』もできないかも分からへんな、このご時世」と発言していた。
リスナーメール:「女性の話は長い」と言って、政治家が謝罪をしていました。もしそうだとしても、『恋のから騒ぎ』『さんま御殿』など、数多くの女性が集まった現場を取り仕切って、一番多く喋っているさんまさんはやはり偉大だと思い知りました。
明石家さんま:ふふ(笑)…ただもう『から騒ぎ』もできないかも分からへんな、このご時世。なぁ。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:要するに、女性蔑視ということになって、企画がそうやからね。
横山玲奈:うん。
明石家さんま:「男の人、いつもこうなのよ」「女はいつもこうや」って言い合いしてた番組で。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:それで説教部屋があって、気に入らなかったら、ピコピコハンマーで「エエ加減にせぇよ」って女の頭をピコピコ叩いてたっていう。
横山玲奈:はい。
明石家さんま:多分、今アカンよな。
横山玲奈:うん。
村上ショージ:どうなんでしょうね。
明石家さんま:ひょっとしたらな。まぁまぁ、スポンサーがゴーサインを出してくれたら別やけど。企画自体でダメになってしまうと思うわ。
横山玲奈:たしかに。
明石家さんま:だからこれは、非常に難しいところやね。テレビが面白くなくなるのは当然やな。
横山玲奈:そうですね。
村上ショージ:うん。制限かけすぎですよね。
明石家さんま:ほんまやね。ただ、見て『ご長寿クイズ』なんかも、今、スペシャルだけやってますけど、やり始めは「老人を笑いものにしてる」って凄い反対がきたんです。
横山玲奈:へぇ。
明石家さんま:「いや、あれは笑ってあげた方が老人のためで、年寄りも元気になる」って。出演者もこれはいいことだと思ってたんですけど、やっぱり世間には「老人をバカにしすぎだ」って、かなりのクレームが、最初の頃にあって。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:で、安定してきたらなくなりましたけども。そういうもんなんですよ。気持ちの持ち方ね。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:今はネットがあるから、それを発表する場が出てきてしもたからね、素人が。っていうことですよ。