2021年1月30日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、妻と『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』をプレイして妻の方にキングボンビーがついて終わり空気が悪くなって「無言で食器洗っていた」と明かしていた。
若林正恭:キングボンビーをなすりつけたりするゲームだから。あれ、みんなで仲良くなるゲームじゃないよな?あれ。
春日俊彰:仲良くは…そうだね。
若林正恭:エゲつないゲームだよな。
春日俊彰:まぁ、よく考えてみたら。
若林正恭:で、慣れてきた頃に、大体の遊び方を。「負けた方がコンビニで水買ってきて、アイスも買ってくることにしよう」とか言って対決したらさ、ウチの奥さんが3年決戦みたいなのやってたんだけどさ、尋常じゃないキングボンビーのつき方して。
春日俊彰:ああ。
若林正恭:借金が3億、借金が10億とかキングボンビーに札束をブワーッて巻き上げられるみたいなのあるじゃん。
春日俊彰:うん、あるね。
若林正恭:サイコロを振られて。
春日俊彰:そうだね、たくさんのサイコロを振らされてね。
若林正恭:そう。で、マイナス10億ですみたいになって。
春日俊彰:ふふ(笑)なる、なる。
若林正恭:一言も喋んなくなったのよ、奥さんが(笑)マイナス10億ぐらいから(笑)
春日俊彰:マズイね。
若林正恭:2年半ぐらい行ってたから、絶対もう無理なんだけど。
春日俊彰:そうだね。
若林正恭:「もう絶対無理じゃん」とか、俺が言えないぐらい、一言も喋れなくなって、無言でサイコロ振っては10億とか巻き上げられていくのよ。
春日俊彰:ハマっちゃったらね。
若林正恭:「キングボンビー、マジでやめてくんない?」って空気に。
春日俊彰:もういいだろう、と。
若林正恭:そう。で、今は「こうすればこうなのか」とか、「こういう時もある」とか分かるんだけど。
春日俊彰:うん。
若林正恭:でも、その時はキングボンビーってとんでもないなって2人で思ってるから。
春日俊彰:うん。
若林正恭:俺もいいサイコロが出て、いい物件とか買わなきゃいけないけど、買うの控えた方がいいかなっていうくらい、奥さんが一言も喋らず一点を見つめて。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、3年決戦でもう奥さんのグラフが垂直に下がってるぐらい、もう36億みたいな感じになって、俺が勝ったんだけど。
春日俊彰:うん。
若林正恭:なんか「楽しかったね」っていうのも変な空気。
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:「こういうゲームなんだね」って俺言って。
春日俊彰:それも不自然だろうよ(笑)逆にもう言ってやった方が。「ヒドかったなぁ」とか言えないの?
若林正恭:そんなの言える空気じゃない。
春日俊彰:なんでっていうか…女将さんの方から「いやぁキツかったわぁ」とか言ってくれないと無理な空気なの?
若林正恭:空気なの。で、2人で終わって、俺、夜さ、次の日の台本見たりとか出演者調べたりリビングでするんだけど、無言で食器洗ってんのよ(笑)
春日俊彰:そんなに引きずる?(笑)
若林正恭:なんか意識…普段からそうなのかもしれないけど、どう会話していいか分からないっていうか。その流れでさ、「コロナってどうなってくのかね?」って言うのもおかしいし。
春日俊彰:おかしいよ。一回、『桃鉄』をイジらなきゃダメじゃない。
若林正恭:いやぁ、『桃鉄』を振り返る空気でもないっていうか。しょうがないぐらいキングボンビーが。だからちょっとムカついてて、今。
春日俊彰:若林さんが?
若林正恭:いや、『桃鉄』に。
春日俊彰:何がよ。
若林正恭:何してくれてんだよって思って。
春日俊彰:だってしょうがないじゃん、それは(笑)『桃鉄』は悪くないでしょ、だって。
若林正恭:で、「おやすみ」みたいになったんだけど、「今のおやすみでよかったのかな?」みたいな。でも、寝室わざわざ行って、「ごめんね」ってことでもないのよ。
春日俊彰:若林さんのせいじゃないからね。
若林正恭:凄いゲームだなって思って。