2019年7月21日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、電子ノートと迷うもiPadとApple Pencilを活用してPDFで送られた台本に書き込むことにしたと明かしていた。
若林正恭:(ヤマダ電機で)「電子手帳じゃなくて、電子ノートが欲しいんですけど」って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「Apple Pencilですか?」って言われたの。「Apple Pencilってなんですか?」って訊いたら、「こちらです」って、凄く丁寧な店員の方で、連れてってくれたら、iPadにペンで書けるっていうのが出て。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「え?!」って驚いてたの。そしたら「こんな感じです」って書いて。そしたら、ちょっと遅れてきたりするイメージあるでしょ。書いたのが線でピュッて出てくる。
春日俊彰:ああ、はいはい。
若林正恭:もう、同じ。で、筆圧も強く押し当てれば太い字出るし、薄く当てりゃ鉛筆にできたりすんの。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:それが、俺の知らない間に2が出てんのよ。Apple Pencil 2だぜ。俺、1を知らないんだよ。
春日俊彰:2からだ。
若林正恭:「これはなんですか?」って話になったの。で、「おいくらですか?」って言ったら、1万4千円。「え?ヤダ、これじゃない?」って思って。
春日俊彰:大分、お値打ちだね。
若林正恭:iPadは実は持ってて。それはあんまりちょっと使わないの、回数は。海外行く時に、電子書籍とか漫画とかを見たりするとき持って行くぐらいで。
春日俊彰:うん。
若林正恭:あとはパソコンなのね。「いいな」って思って。別の日に、iPadを持って、「Apple Pencilのどれが対応できるんですか?」って訊いたら、「お客様、これ大分、使ってますよね」って。
春日俊彰:ああ。
若林正恭:第5世代だ、第6世代だっつって。そのぐらいの世代にiPadがこないと、「このPencilは使えません」って。
春日俊彰:なるへそ、古いわけだ。
若林正恭:で、「俺の何世代ですか?」「第2世代ですね」って。随分…気づいたら中堅芸人だよ。
春日俊彰:ああ、っそういうもんだよね。
若林正恭:若手で新人で、「ちょっと待ってくださいよ!」って言ってたら、もう中堅。
春日俊彰:うん。
若林正恭:これから自分たちの世代かと思ったら、もうまくられる側よ、気づいたら。ロートル。
春日俊彰:まぁね。
若林正恭:ロートル芸人、春日。
春日俊彰:話変わってんじゃねぇか(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)
春日俊彰:黙って聞いてりゃよ(笑)
若林正恭:で、「お客様のiPadには反応しないんですよ、すみません」って。じゃあ、iPadも買うってことになってくるわけよ。そうすると、一番容量が少ないのでも11万だ、12万だ。で、Apple Pencil足したら13万。
春日俊彰:電子ノートよりかかるじゃない。
若林正恭:うん。手が届かないよ、そんな額言われちゃったら。もう、ゲボ吐きそうになったもん。
春日俊彰:バイトしないと(笑)
若林正恭:もう本当よ(笑)だけど、あまりにもいいね。Apple Pencilいいねって思っちゃった。
春日俊彰:電子ノートよりも?
若林正恭:いいよね。…もう本当、一大決心してね。やっぱりPencilの方だなって思って。ああいう時って、自分に凄い言い訳作るね。「これで12万出して買って、それで仕事をやる気になって、仕事で12万円取り返せばいいし、そういう気にもなるだろうな、買えば」とか。凄い自分に言い聞かせて。
春日俊彰:やっぱり理由がないとね。踏み出せない金額だよ、それは。
若林正恭:それで、買ったのよ。iPadの方と、Apple Pencilを。
春日俊彰:あら。
若林正恭:そしたら驚きだね。Apple Pencilって、Pencilだけなのよ。「みんな筆箱で持ち歩いてるんですか?」って。そしたら、新しいiPadの横には磁石みたいなので、パーンッてつくのよ。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:ただ、「iPadの横にApple Pencilを磁石でついてて、カバンの中、あんまり動かないんだ?」って思って。俺だったらPencilなくしちゃうから。
春日俊彰:ああ、そうだね。
若林正恭:ちゃんと筆箱に入れたいって意識はあるんだけど。でも、自動的にiPadの電気をもらって充電するって、Pencilが。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:ここに電気が流れてるんだ、怖いなって。でんじろうでトラウマがあるから。触ったら流れるって。笑われたりして。「触って大丈夫なんですか?」「全然大丈夫なんですよ」って言われて(笑)
春日俊彰:常識なんだね。
若林正恭:で、iPadにPDFで送られてきた台本に直接書き込めるわけ。
春日俊彰:いいじゃない、よかったね。
若林正恭:台本でこういうこと訊く、とか。あとは自分の漫才で。何がいいって、パソコンの同じ書体と同じ大きさだけど、やっぱり「一拍あける」とかもっと強く言いたい時に、筆圧濃く「一拍あける」って激しい字で春日に書けるっていうのはいいよね。
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:どれぐらい俺が一拍あけて欲しいかが直筆で伝わるという。
春日俊彰:感情が伝えられる、と。
若林正恭:台本もさ、生意気だけどPDFで送られてくるのに書き込んでるわけよ。ただね、『ソレダメ』とか『潜在能力テスト』のことなんだけど、ただ一個、俺、悩みあって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:台本あんじゃん。で、書き込むでしょ。それを現場入ったら、実際のMC台に置く台本に書き写してるんですよ。
春日俊彰:ああ、なるへそ。
若林正恭:というのも、iPadを持ってMC台に立って、スワイプしながら台本見て。ここまではいいよ。スワイプしながらiPadの台本を見てスベってたら、目も当てられないなって(笑)
春日俊彰:ふふ(笑)そうだね。それ見つかった日にはね。
若林正恭:イヤだろ?俺がスワイプしながら、「それでゆうこりんはね、プロポーズは…」って、全然盛り上がってなかったらまずいだろ?
春日俊彰:いや、まずい。そんな最新の技術を使ってさ、そんな感じになってたら(笑)
若林正恭:このトークゾーンも、ニッポン放送に入る前、喫茶店やら何やらでApple Pencilで書いてんのよ。
春日俊彰:ほう、ほう。
若林正恭:ただ、iPad置いてないじゃない。
春日俊彰:今、ないね。
若林正恭:iPadを持ちながら、スワイプしながらトークゾーンでトークしてスベってたら、それはもうヨッピじゃない。
春日俊彰:いや、それは分からんけど(笑)ヨッピはスベってないでしょ(笑)
若林正恭:あと、iPadでやってないだろうし(笑)…iPad持ち込んで、テレビの現場には入れてないkら。結局、書き写してるから、買わなくてよかったのかなって(笑)
春日俊彰:なるほど、活かせてないね。
若林正恭:あと、iPadを見ながらトークすることだけ、ここから始めていくってうのを、春日に伝えとこうと思って(笑)
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
若林正恭:ここから始めやすいから、iPadが(笑)
春日俊彰:なるほど、おためしでいこう。再来週からか。でも、言っておいてもらってよかった、驚くところだった(笑)
若林正恭:(アンガールズ)田中さんの前ではできないからね、iPadをスワイプしながらトークは(笑)