2021年1月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、おぎやはぎの矢作兼が、佐久間宣行プロデューサーが「お笑い番組の演出家として参考にしたのはマッコイ斎藤」であることに驚いていた。
矢作兼:面白い昔話とかさ。やっぱり付き合いが長いから、佐久間さん。
小木博明:うん、長いよね。もう20年以上でしょ?
矢作兼:そう、そう。
小木博明:うん。
矢作兼:『ゴッドタン』始まる頃の秘話。
小木博明:はい、はい。
矢作兼:こんな俺がもう覚えてないような話なんだけど、結構覚えててくれてさ。
小木博明:はい。
矢作兼:「ああ、俺はこんなことを言ってるんだな」とか。
小木博明:へぇ。
矢作兼: なかなかね、いい話だったよ。
小木博明:なるほど。
矢作兼:うん。あと、全然タイプは違うけどさ、佐久間さんはさ、実はお笑いディレクターとして参考にした人はマッコイ斎藤っていうね。
小木博明:ウソ。どっからマッコイさん?全然違うじゃん。
矢作兼:全然違うじゃん。でも、元々、お笑いのディレクターをやるっていう感じでもなかったらしくて。
小木博明:はい、はい。
矢作兼:それで、『大人のコンソメ』っていう、『ゴッドタン』の前身の番組で携わった時に、その時は制作会社の人たちがディレクターとしていて、やってて。佐久間さんは多分、プロデューサーとして入ってるから。
小木博明:うん。
矢作兼:そんなに演出するつもりはなかったんだけど、お笑いの現場に入っちゃったから、現場を知りたくて。
小木博明:うん。
矢作兼:で、どうしようかなと思って、テレ東でその時、たまたまマッコイさんが、ピエール瀧さんとYOUさんがやってた『マルゲリータ』って番組やってたから。
小木博明:うん。
矢作兼:「それの会議風景を見させてくれないか」って言って、「じゃあ、見に来いよ」って言って、多分、マッコイさんとか全然覚えてないと思うけど、テーブルの端の方に座って、それを見学したことがあるんだって。
小木博明:うん。
矢作兼:それで、お笑いの会議、色々想像してたんだけど、「こんな感じなんだ」と。会議の内、9割マッコイさんが話してるんだ、と(笑)一人で話して、一人で笑ってる、と。
小木博明:そうだね(笑)
矢作兼:「こういう感じなんだ」って。今、佐久間さんは意外とあの人そうじゃん。
小木博明:うん、そうだね。
矢作兼:ラジオもそうだけど、一人で喋って、一人で笑ってるんでしょ?
小木博明:そう、そう。
矢作兼:あれ、マッコイイズムだからね。
小木博明:マッコイイズムだね。収録もよくよく考えたらさ、撮れ高あったら「ああ、もういいよ、いいよ」ってなるのも、あれも言われてみればマッコイさんも似たようなところあんじゃん。
矢作兼:うん。だから、ガッツリお笑い番組でADやったとかないんだって。だから、師匠みたいなのがいない、師匠っていうのはいないけど、師匠っぽいのはマッコイ斎藤なんだって。
小木博明:いや、意外。面白いね、そういうところからきてたんだ。
矢作兼:凄いよね。