2019年7月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、吉本興業で反社会的勢力との関わりが疑われるのは一部であり現場レベルの社員は「お笑いが好きで好きで堪らない」人たちだと語っていた。
山里亮太:殊、これに関しては、怒られるんだけどさ、複雑なのがもっとある、と。この前も『たまむすび』でいろいろお話は聴いた。町山さんとかが思う話とか。
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で、凄い色んなことがあると思ってて。俺も本当に、吉本に所属する芸人として、ごめんなさい、そこまで視野広く見れないし、あと、吉本全体を悪い会社だっていうふうに描かれることが凄く怖くて。
これね、分かんないよ。分かんないんだけど…僕の周りとか、僕を育ててくれて、会社を辞めちゃった人とか、俺から見える範囲の吉本の社員さんは、めちゃくちゃいい人。お笑いが好きで好きで堪らない。
お笑い芸人さんをどうやって売ったらいいかを考えることが、本当に「そんな仕事ができて幸せです」っていう人。劇場を盛り上げたい人、漫才が好き、コントが好き、お笑い芸人さんが笑いをとってる姿が好き。「その打席を一個でも増やしたい」って思ってる人ばっかり。
お笑いの会社なのに、「お笑いじゃねぇじゃねぇか」って怒られるけど、それは事件のそういう関わった上の人たちが…まぁ、俺も白黒分かんないけど。それ以外の人は、本当に若手のライブをやりたいっていう。まぁ、人数が足りないっていうのもあるけど、そういう人だし。
「でも、お前は知らないんだ」とか。「こんなことやってる。で、それが反社だなんだ」って。そこも、もう申し訳ない。それは多分、ここからちゃんとね、そういう反社とのつながりを、ちゃんとした人たちがちゃんと暴いてって。それに大丈夫だったら、ちゃんと答えてくれていくと思うし、そこにお任せしたい。
僕らはすみません、好きな吉本の、僕らの仲間の社員さんたちが楽しく、僕らとできてるし、そういうのが守られてればいいなって思ってて。
あと、ちゃんとみんな怒ってる人たちの声を聞いて、それにちゃんと応えられるのがあればいいなって思ってて。