2020年9月7日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(毎週月-木 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ・ナイツの土屋伸之が、内海桂子師匠が亡くなった時に『プレバト』出演のために絵を描いていたことで「情けなくなった」理由を告白していた。
土屋伸之:僕は夏休み返上して、『プレバト』って番組の宿題をずっとやってて。
塙宣之:絵を描く、水彩画のね。
土屋伸之:そうなんですよ。『プレバト』が…ピンであんなゴールデン番組に、初めてってぐらいハマってまして。
塙宣之:うん。
土屋伸之:変な話(笑)僕が水彩画挑戦してね。あの番組、俳句とか芸能人が挑戦して、プロの人が厳しく査定するって番組なんですけど、水彩画のコーナーで呼ばれて行ったら、先生が凄い僕の絵を評価してくれるもんだから。
塙宣之:うん。
土屋伸之:かつてない階級飛びで、名人とかになっちゃったりしてたから、どんどん来るわけですよ、『プレバト』に。
塙宣之:もう一回出てくれ、と。
土屋伸之:で、夏休みもあったから、その間に描けるんだったらってやったんですけど、水彩画って本当大変で。
塙宣之:うん。
土屋伸之:何十時間と。
塙宣之:そんなにかかるんだ?チョチョイチョイじゃないんだ。
土屋伸之:チョチョイチョイじゃないですね。
塙宣之:テーマみたいなのあるんでしょ?
土屋伸之:テーマもあるんですけど。それ、与えられて。僕、最初「馬しかかけない」って言ってたんですけど、描いたら褒められるから、段々楽しくなって、今回の絵も一生懸命やってたの。
塙宣之:うん。
土屋伸之:で、桂子師匠が亡くなった時もずっと絵を描いてたんですけど。
塙宣之:うん。
土屋伸之:桂子師匠が僕らに残した言葉っていうのが、「言葉で絵を描きなさい」っていうね。
塙宣之:よく言ってましたね、みんなに。
土屋伸之:師匠が唯一ですよね。遺言と言ってもいい言葉を残してて。「漫才師っていうのは、言葉で絵を描いてお客さんの前に立ちなさい」って言ってくれてたんですけど。
塙宣之:うん。
土屋伸之:でも俺、桂子師匠が亡くなった時に、絵の具で絵を描いてて(笑)
塙宣之:ふふ(笑)
土屋伸之:思いっきり、徹夜で絵を描いてて。
塙宣之:師匠とは違うな。
土屋伸之:それが一番情けなかったっていうか。絵の具で絵を描いてテレビ出ようとしてた、めちゃくちゃ。