2020年8月22日放送のテレビ東京系列の番組『ゴッドタン』(毎週土 25:45-26:10)にて、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が、さらば青春の光・森田哲矢がYouTubeをやる上で「芸人としての尖りを捨てきれていない」と苦言を呈していた。
森田哲矢:結構、企画を考えることを頑張って。
劇団ひとり:うん。
森田哲矢:テレビの人たちに対して、「この企画どうっすか?」っていう。
劇団ひとり:おお。
森田哲矢:「僕ら、そのまま使ってもらえないっすか?」みたいな。
劇団ひとり:社長だからね。
森田哲矢:そうです、そうです。
劇団ひとり:またなぜ、このYouTube、やろうと思ったんです?
森田哲矢:僕らはこれですね。「少しでもお金になったら」と。
東ブクロ:正直に。
劇団ひとり:非常に素直です。
森田哲矢:芸人って、YouTube、いつ飛びつくかだけなんですよ。
劇団ひとり:ふふ(笑)
森田哲矢:みんなユーチューバーのことバカにしてたんですよ。
劇団ひとり:そういう時期ありましたね。
森田哲矢:「でも、どっかで自分も飛びつきたい」っていう。
劇団ひとり:実際、どうですか?始めてみて。
森田哲矢:もう、家賃は余裕で払えるように。
劇団ひとり:へぇ。
森田哲矢:今、18万ぐらいなんですよ、家賃が。
劇団ひとり:うん。
森田哲矢:で、月に40万再生ぐらいすれば、家賃は払えるんですよ。
劇団ひとり:へぇ。
森田哲矢:大体、なんとなくですけど。
劇団ひとり:この登録者数と再生回数って、どっちが重要になるんですか?
森田哲矢:実際、登録者数はほぼ関係ないです。もう、再生回数で収益は決まってくる。
小木博明:あ、そうなの?
劇団ひとり:じゃあ、変な話、どんな内容で叩かれようが、再生回数が多ければいいってこと?
森田哲矢:そうなんですよ。
山内健司:いや、それは違って。バット数が多い動画に関しては、広告がつかないんですよ。
劇団ひとり:ああ。
山内健司:内容もチェックして、Google社が適切な内容であれば、広告をつけるってことなんで、TKO木下さんの最初の動画は、今は分かんないですけど、最初のめっちゃ話題になった時は、広告がついてなくて、ただ叩かれているだけの動画になってます。
矢作兼:はっはっはっ(笑)
山内健司:何のお金も生み出さずに、ボロカスに言われてるだけなんです。
森田哲矢:そうなんや。
山内健司:今、あと登録者数もあんま関係ないって言ってますけど。
森田哲矢:ちょっと待ってください、詳しすぎません?俺らとレベルが違うんですよ(笑)
濱家隆一:「めっちゃ調べてるやん」って、笑ってるところがまだ芸人ですね。
東ブクロ:魂入れてない(笑)
濱家隆一:登録者数が多い方が、企業さんが「こんなに色んな人に見てもらえるところなんだ」って、企業案件もついてきやすいんです。だから、関係ないことはないんですよね。
森田哲矢:「カネに目がくらんだ」とか、ちょっとカットして欲しいっすね、好感度下がりそうなんで(笑)
山内健司:「芸人ではなくユーチューバー」、これは基本中の基本なんですけども。YouTubeする上で、「俺、芸人なんで」って尖り、全く要らないんですよ。
森田哲矢:はっはっはっ(笑)
山内健司:まだ残ってるんですよね、さらばとかは。ちょっと笑ってるじゃないですか、「めっちゃ勉強してんな」とか。ああいうのがもうダメなんです。
劇団ひとり:はっはっはっ(笑)
山内健司:YouTubeするんだったら、ユーチューバーとして、真剣に取り組むっていうのが凄い大事だ。
東ブクロ:テレビを目指してってやり方は、間違ってるってことですか?
山内健司:それ、テレビを上に見てる感じがありますよ。もう、そういう時代じゃないんですよ。