2020年8月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、3Dプリント寿司店「SUSHI SINGULARITY(スシ・シンギュラリティ)」に「俺の価値観では、来る奴も作った奴もバカだと思うよ(笑)」と思う理由を語っていた。
伊集院光:ネットで見たんだけど、究極の寿司、みたいな。お店の名前が「シンギュラリティ」って名前で。だから、「寿司 シンギュラリティ プリンター DNA」とかで検索すると出てくると思うんだけど。
…未来の寿司、一応2020年に店舗をオープンするつもりだって書いてあるんだけど。CGバンバンで、未来都市東京にふさわしい寿司屋っていうことで、シンギュラリティって寿司屋が。
まず、そこの予約をすると、キットが送られてきます、と。キットが送られてきて、DNAの検査や尿検査、それから腸内の検査をします、と。すると、その人間に不足している栄養素や、体のタイプに合っている食材みたいなものが…シンギュラリティの親方が…コンピュータなんだけど(笑)AIが、きちんと割り出して、「こういうもの」ってなるじゃん。
その後が凄いんだって。その出来上がったお客の専用のメニューってのが出来上がったところで、それを寿司プリンター、食品プリンターっていうものがあって。それが体にぴったりな配合と、美しい感じで。イカを瞬間冷凍して粉々にしてもう1回固め直したものを、姫路城の形に…マジで言ってんだって、これ(笑)
エビを絶対零度みたいなのでカラッカラの粉末にしたやつに、水分をブレンドしつつ、食品プリンターで…人間の歯とか、口の中の肌触りみたいものにとってベストですっていう形に、プリントアウトしていくの、四角く。
それが次々出てくる寿司屋、始まるらしいよ。いくらするのか分かんないんだけど、多分、バカなんだろうなって(笑)「俺の価値観では」って付けた方がいい?俺の価値観では、来る奴も作った奴もバカだと思うよ(笑)
だって、寿司職人が飾り切りみたいなのを色んな理屈でやるんだよ。見た目も綺麗で、歯ざわりもよくて、みたいなのを目の前でやってっから「おお、スシ!」ってなるじゃんか、海外から来る人たちも。
だけどさ、それをプリンターがやっちゃうとなると、話が違くない?ウサイン・ボルトと同じスピードで走る軽トラ見せてもらう感じっていう(笑)「ほらね」っていう。
大谷より速いピッチングマシーンの球ボーンって見て、「な?」って言われても、「な?」じゃねぇよ、それは「別もんだよ、これ」ってを思うじゃん。