2020年7月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、ABCお笑いグランプリでコウテイの優勝に涙をこらえるのに必死で最後のセリフを「めちゃ噛んじゃったのよ」と告白していた。
山里亮太:コウテイが優勝するわけよ。コウテイって、めちゃくちゃなの。たとえば、ネタの合間のインタビューとかだってさ、もう本当にふざけまくるわけ。
あるじゃない、真面目なことをやらないっていうかさ。全打席ボケる奴っていう。もうコウテイって、まさにその代表なのよ。ずっとたとえば、本当に真面目なインタビューの時だって、それを全部大喜利だと思ってやっちゃうような。
ギャグをずーっとやったりとかするような子なのよ。で、そのコウテイが優勝した時に、まっすぐに感情表現して。「やっととれた!」って、泣きながらコウテイの九条ジョー、下田真生。
で、ジョーが、めちゃくちゃ泣いてさ。「やっととれた、長かった…」って言ってんの。で、その姿を見たら、もう俺も涙腺にグーッときちゃって。次の段取りがあるのに、涙こらえるのに必死で。
あるじゃない、声出したら泣いちゃうっていう。それのモードになっちゃって。「ヤベェ」と思って。で、番組最後の最後、優勝者が決まって。
で、もうリハーサルで口酸っぱく言われてたの。「残り30秒でカウント出します」と。で、最後に「第41回ABCお笑いグランプリ2020、チャンピオンはコウテイでした!おめでとうございます!」って言って、番組終わるっていう。
そのために30秒前からカウントします、それを言うだけの時間で動いてくださいね、最後は、と。そこまではもし時間があったら、審査員の方に話を聞くとかでもいいですけどって言われて。
俺は涙こらえて。で、一番涙になっちゃうのは、「第41回ABCお笑いグランプリ2020、チャンピオンはコウテイでした」ってセリフだから、一回、挟もうと思って。リンゴ姉さんに「どうでした?リンゴ姉さん」って。
で、リンゴ姉さんがバーッて喋ってくれて。その間に「抑えよう、抑えよう」って思ってたんだけど。
この思考の中に、残り30秒っていうのを完全に忘れてて。「ホントね…おめでとうね」って、リンゴ姉さん、異様に急いでんなって思ったら、番組残り時間がもう10秒切ってたのよ。
で、一番やっちゃいけないミスって言われてたのが、「チャンピオンのコールをしないで終わる」っていうことで。でも、30秒から計算してこのコールしなきゃいけないって時に、話聞いて、全部きて、「あれ?そういえば30秒前に振るって言ってたけど、どうなってんのかな?」って思った時に、手がもう「10」ってなってたの。
で、めちゃくちゃテンパって、「どうしよう、どうしよう。でも、言わなきゃ」って思って、一番大事なこのチャンピオンの勝ち名乗り、めちゃ噛んじゃったのよ。最悪。
あれは本当、来年やらせてもらえるかなぁ…怖い。
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