佐久間宣行P、よしながふみとの対談で自分がいかにファンかということを冒頭10分に渡って熱弁してしまって後悔「自分がどんだけ古参かというアピール、本人に(笑)」

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2020年7月1日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが、漫画家・よしながふみとの対談で、自分がいかにファンかということを冒頭10分に渡って熱弁してしまって後悔したと語っていた。

佐久間宣行:12時だったかな、お昼から対談だったんだけど、10分前ぐらいから。で、リモートの対談だったのね。Zoomで対談しますってことになったから、自宅のパソコンの前で座って。

何回か入室しようとするの。弾かれるわけ、10分前だから(笑)弾かれつつ、2分前ぐらいに、絶対先に入りたいと思ったから、カチカチって入って待ってたの。

そしたら、パパパパッて出てくるんだけど、女性が何人か。よく考えたら、よしなが先生って顔出ししてないから、誰がよしなが先生か分からないわけ(笑)「誰なんだろうな?」って思って(笑)みんな大体、同い年ぐらい女性なのよ(笑)

「もう、どうしたらいいの?もうやめる!」みたいな状態になったんだけど(笑)そしたら、一人の女性が「編集者の○○です」と。ああ、編集者なのね、と。残りの2人だって思って(笑)

「大丈夫、佐久間さん。喋りづらいでしょうから、対談になり始めたら、私たちはビデオをオフにしますから」って。それで、よしなが先生と対談してくれって。「あ、みんな見てるのね」って。そりゃそうだよって。

で、ビデオがオフられて、よしなが先生と対談になって。もう最初にさ、まずやっぱ嫌われたくないから、俺がどんなに好きかっていう話を、ちゃんとしようとメモにも書いてあって、思い出と。

で、それを語ろうと思って。「いや、僕が初めてよしなが先生の著作を読んだのは、大学生だったと思います」って。「この本から読み始めて、そっから同人誌も読みましてですね、この本を読んで。『フラワー・オブ・ライフ』って漫画では、このセリフに影響を受けまして。あとは、『こどもの体温』って漫画にあるシフォンケーキを作ったこともあります。それと、『きのう何食べた?』の中にある、パウンドケーキ。これを僕は作って、堂本剛君の誕生日に贈ったことがあります。最近も、この対談の前日も、『きのう何食べた?』の唐揚げを作って…実家のやつですよ。唐揚げを作って食べました」って。

気づいたら10分、一人喋り(笑)はっはっはっ(笑)一番ダメなやつ、対談でよしなが先生にほぼ喋らせない(笑)自分がどんだけ古参かというアピール、本人に(笑)

「あっ、ありがとうございます」っていう(笑)どう考えても、みんな先生の話が聞きたいの(笑)なのに、対談相手で引き出さなきゃいけない俺が、自分の熱い想いを、ただ語り続ける冒頭(笑)

で、「うわっ」て思って。「うわ、うわ、うわ…」って思って。でも、よしなが先生優しいから、「そんなに最初の頃から支えていただいた読者の方で、嬉しいです。本当嬉しいです」みたいなことを言ってくれたから、「あ…嫌われてはいない」と思って(笑)

そっからちょっと、ある程度リラックスして喋れたのね。で、結局90分ぐらい話したのかな。で、まぁまぁ話としては面白かったの。後半、意気投合したのもあって。

それはなぜかと言うと、(よしながふみは)漫画を描いてるし、俺はテレビを作ってて。どっちかっていうと、「ソフトの受け手としては、漫画の方が、描かなくなっても、一生読み続けますよね」みたいな話で意気投合して、それよかったんだけど。

とりあえずそれで終わったのよ。「うわ、終わった」って。「もう考えたくない」って。で、1週間後に記事が送られてきたのね、原稿がね。度肝抜かれたんだけど、普通の対談よ。1万2000字(笑)

メロディ特集 第1回 「大奥」よしながふみ×テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行対談 – コミックナタリー 特集・インタビュー

『ロッキンオンジャパン』の野田洋次郎インタビューよ、これもう(笑)半生を語るやつ(笑)半生語って、音楽と出会ってから、最新アルバムまでを語る長さなのよ(笑)

「うわ、これ世に出るのかぁ」って。しかも冒頭の俺の10分に近い喋り、そのまま載ってんのよ(笑)「あ、これも出るんだ」って。ウェブの強さね、カットしなくて出ちゃうから。

それ、全部出るのね(笑)「出るんだぁ」って思って(笑)でもまぁ、俺から「カットしてください」はおかしいから。間違いだけ訂正して、「全然もう大丈夫です」って、ノーカットで出ることになって。

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