伊集院光、山下智久出演ドラマ『THE HEAD』がSFかと思いきやサスペンス的な展開になりつつあって困惑「俺の思ってたのと全然違うっていう(笑)」

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2020年6月22日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、山下智久出演ドラマ『THE HEAD』がSFかと思いきやサスペンス的な展開になりつつあって困惑していると語っていた。

伊集院光:『THE HEAD』っていう、Huluでやってる、山Pが出てるアメリカの連続ドラマ。それ、雑に見ててさ。

雑に見てたから…大筋は、南極で。南極の越冬隊みたいな人が10人いて、で、これから冬に入りますよってなった時に、「じゃあね、バイバイ」っつって、もっと大勢の中の10人残して、帰っちゃうわけ。

帰っちゃった側の偉い人みたいなのが結構中心人物なんだけど。で、連絡が途絶えました、と。真冬の南極で。で、心配なわけ。恋人残しちゃってきたから、その偉い人は。で、タロとジロって犬もいるから。その犬、生きてるのかな、どうなのかなみたいなのあるから。ちょっとフェイク入れてますよ、話自体は(笑)

で、帰ったら、10人中7人の死体があって、2人が行方不明で、1人が錯乱状態で生きてますっていうのが分かりました、と。で、その行方不明の1人が、彼女なんです。で、タロとジロはもういません(笑)『南極物語』と重ねたら面白いかなぁって思って、思いついたギャグを捨てられないっていう、例の病気です(笑)拾い食いです(笑)完全な拾い食いでタロとジロの話を入れたんですけど(笑)

で、そういう話なわけ。俺は最初、「これは名作SFの『遊星よりの物体X』みたいな話なんだ」って。これみたいなやつを作ろうとしてやがんなと思ってて。で、スタートの段階で、みんなで『遊星よりの物体X』を娯楽室で見てる、みたいなフリもあって。でも、まだ分かんないの。2話しか配信されてないから。

越冬中に何から事件が起こったかっていうと、1人がいなくなって、外探しに行ったら凍った死体で、しかも首が切断されてゴロって落っこちるっていう形で発見されたところから、何かが起こってこういうことになったらしいって話なんだ。

で、『遊星よりの物体X』は、途中にその体格のいい男の首が千切れて、その首に宇宙人宇宙生物が乗り移ってて、その首が独立して歩くっていうシーンがあるの。首からカニの足みたいなのが出てきて、歩くっていう有名なシーンがあるから。

俺の中で、この首がとれたっていうことも凄く大事なことで、「あの首だけ動くんじゃねぇか?」みたいな意識もちょっと思いながら見てて。

で、この後この話自体は、生き残りの証言をもとに思い出した感じ、再現されていくみたいに進んでいくっていうところまで来てるんだけど。2話を見た段階で、「これって、SFではないんじゃねぇかな?」っていう。犯人を探すやつなんじゃねぇかなっていう感じがしてきて(笑)

でホームページを見たら、その通りサスペンスって書いてあんだよね。「極限サスペンス」って書いてあって。俺の思ってたのと全然違うっていう(笑)

俺の中では、あの首歩くはずだから(笑)俺の思ってたのとどうやら全然違って。しかも大勢ミスリードしてる気がするっていう(笑)その感じに今、囚われてます。

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