伊集院光、プロ野球オールスター戦のホームラン競争もメジャーリーグに習ったショーアップをして欲しいと語る「面白いんだ、もう」

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2019年7月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、プロ野球オールスター戦のホームラン競争もメジャーリーグに習ったショーアップをして欲しいと語っていた。

伊集院光:金曜日に見に行ったオールスター戦で、僕が見たオールスター戦で一番凄いなっていうシーンが、ちょっと試合始まってから、そういう意味で少し冷めてんだ、俺。

試合始まる前、ホームラン競争にその凄いシーンがあって。ホームラン競争、今、1対1で戦ってトーナメント戦みたいになってるんだけど。その準決勝で、ジャイアンツの坂本とオリックスの吉田っていう選手が当たるんだ。

で、当然知名度ではジャイアンツの坂本の方が全然上。吉田がいい選手って知ってるのは、もうプロ野球ファンでもかなり詳しい人。で、ルールが…まぁルールがさ、2分間に好きなだけ投げて、何本ホームランを打てるかっていうのをやるの。

で、坂本選手が3本ホームラン打って、裏の攻撃が吉田選手なんだ。で、2分間でおそらく20球ぐらい投げて3本ホームラン打って。もうちょっと投げたかも、30球ぐらい投げて3本。

それに対して、吉田選手、1球目から4球目まで全部ホームランで終わりなのね(笑)30秒弱。で、そのホームランの一本一本も物凄いのよ。そのシーンが一番面白かった。

にしても、ルールがゆるくて。一応、口頭では2分間のうちに打ちました、ボールがフライ上がりました、着弾しました。そこからしか次の球、投げちゃいけませんって言ってるんだけど、それがあんまり選手にはわかってないから。

わりと投げたり、投げなかったり。早く投げちゃったとかする上に、坂本選手だけはそのバッティングピッチャー役に、岡本選手って同僚の内野手を使ってるのに、他の選手は全員、自分のチームのバッティングピッチャーに投げてもらってるの。

で、岡本選手はピッチャーじゃないから、ストライク入らないの。そもそもその公平な立場でやってないの。でもさ、俺からしてみたらさ、ルールを固定して、たとえばだけど、今、ピッチ16っていう、石川県のメーカーが作ってる日本一精工なピッチングマシーンってあるんだけど、ああいうのでやって欲しいんだよね。

で、きちんとしたルールでやってくれれば、向こう何年間、この記録と争うっていう面白さが出てくるし、その吉田選手も4本を打ったら終わりじゃなくていいと思うんだよね。延々とその2分間で何本打てるかってやって欲しいんだよね。

そうすると、その後の記録みたいなことが面白くなるじゃん。だから、メジャーってやっぱアメリカってそういうところ、ショーアップ上手いなと思ったのは、メジャーでついこの間、ホームラン競争あったんだけど、まずホームラン競争、優勝すると賞金1億円って
いう(笑)

1億円っていう(笑)育成の選手、何人雇えるんだよっていう(笑)2軍の端っこの選手、何十人分でホームラン競争っていう。試合前のゲームだけでまずもらえるっていう本気度から始まり、ルールは3分間で何本打てるかっていうルールなんだけど、ちょっと変なペースになっちゃった時に仕切り直せるように、途中、45秒間のタイムアウトを取っていいっていうルールが厳格に決まってるの。

で、さらにこの辺面白ぇなぁって思ったのは、140 m級のホームラン、デカイホームランを2本打つたびに、「30秒ボーナスタイム」っていうのがあって(笑)それを全部盛り上げるから、面白いんだ、もう。

なんかその要するに、「このままだと負けちゃう」って時に、140 m級二本出ると、「ボーナスタイム」だから。そこからもう30秒打てるってルールが面白くて。現に一つの試合は、39本vs40本って試合になったり、決勝戦も22本vs23本って。1億円かかってるから。この感じとかがやっぱ面白ぇなぁと思って。

日本もホームラン競争、新しくやって欲しいよね。

タイトルとURLをコピーしました