2020年6月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ハライチのターン』(毎週木 24:00-25:00）にて、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、コンビ結成当初は澤部がネタ作りをしていたが「コイツは信用できねぇな」と思って完全にネタ作りを自分で始めた理由を告白していた。
澤部佑：果たしていつからこうなった(ネタ作りに関して、岩井の方が立場が上となって口を挟めなくなったこと)かなぁって思ったら、まぁこれ、はっきり意外とニ人の中ではしてるじゃない？
岩井勇気：うん。
澤部佑：オーディションがね、ワタナベエンターテインメントで、「お笑いメジャーリーグ」っていう、日本一ダサい名前のオーディションが(笑)
岩井勇気：あったな(笑)いいだろ、別に(笑)
澤部佑：お笑いメジャーリーグで、グランプリを我々とったんですけど。
岩井勇気：うん。
澤部佑：そこのグランプリとった時のネタ…それまでは、二人でやってたんだけど、そのネタ完全に岩井が作ったネタだったんだよね。
岩井勇気：うん。
澤部佑：それで俺もなんか、自然と何も言わず、岩井に任せるようになった、という。
岩井勇気：そうだよ。言っておくけど、あの時も、決勝の時も、お前もネタ書いてきて、で、どっちにしようってなって。もう、話し合いで決着つかなくて、結局じゃんけんにしたんだよ。
澤部佑：あ、それも覚えてないわ。
岩井勇気：そう。で、俺が勝ったんだよ、じゃんけんで。で、そのネタやろうってなったんだけど、家帰ってからコイツからメールきて、「やっぱなんか俺のネタの方がいいんじゃないか？」って。決着ついたのに。
澤部佑：全然覚えてない。
岩井勇気：で、優勝してんだよ、俺の書いたネタでね。
澤部佑：はっはっはっ(笑)
岩井勇気：「コイツは信用できねぇな」って思って。
澤部佑：はっはっはっ(笑)
岩井勇気：「コイツの言うこと聞いてたらダメだ」ってなったの、まず最初にあそこで。
澤部佑：はっはっはっ(笑)そこでより強く(笑)俺、全然覚えてないな(笑)
岩井勇気：そうなんだよ。
澤部佑：その時、ハライチ初期の名作、夫婦の二択って漫才。
岩井勇気：そうね(笑)
澤部佑：「おかえりなさい。お風呂にします？ご飯にします？」っていう、その二択でボケてくる、みたいな。
岩井勇気：凄いよね。「お風呂にします？ご飯にします？」っていうのはあるじゃん。そこから「トイレ行くわ」みたいな。
澤部佑：そう、そう。
岩井勇気：「トイレットペーパーは、シングルにします？ダブルにします？」みたいな。
澤部佑：そう、そう。ストーリー仕立て、繋がりながら。
岩井勇気：ちゃんと、俺が多分、最初に作ったネタぐらいかな。
澤部佑：ああ、そうか。
岩井勇気：それまでは澤部がなんか書いてた気がするけど。
澤部佑：そう、そう。予選はね。
岩井勇気：そっから、ちゃんとシステムの漫才にしてんだよね。
澤部佑：はっはっはっ(笑)たしかにそうだよね。岩井っぽさがもうあんだよね。
岩井勇気：そう、ずっと二択で迫ってくっていう。
澤部佑：「ご飯は、赤にします？緑にします？」「何それ」「いや、たぬきかきつねか」「カップ麺じゃねぇかよ！」って。
岩井勇気：あれ、よくできてるよね。
澤部佑：それを、高校生でしたからね。
岩井勇気：そうよ、高3の時。
澤部佑：制服着て二人でやってたから、それがやっぱり高評価でね。
岩井勇気：うん。
澤部佑：見事認められて(笑)
