伊集院光、『FF7リメイク』のコントロール不能なCGシーンの連続に「コントローラーとられた感」を感じてしまうと語る

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2020年5月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『ファイナルファンタジー7リメイク』のコントロール不能なCGシーンの連続に「コントローラーとられた感」を感じてしまうと語っていた。

伊集院光:『FF7リメイク』やってて。最初は、今までも喋ってたけど、「元祖の7、思い出す」とか。元祖の7とリメイク、交互にやってて。

で、「なるほどね」みたいな。「結構、元祖をリスペクトしながら最先端のCGになってんだ」みたいになってたんだけど。

でも、途中から元祖FF7をやってた時の感じとか、ガンガン思い出しながらやれんのね。で、「元祖ではアイツ、あっさりこうなってるのに、結構ここを引っ張るなぁ」みたいなことになってきて。

徐々に、なんか俺がFFから離れてった感じみたいのを思い出し始めるの。わりとFFすげぇやってたんだ。FFすげぇやってたんだけど、FFとちょっと距離置き始めて。

まぁ、その頃『MOTHER』とかに移ってくんだけど。なんかこうFFの持ってるマッチョさというか。凄いと思うのは、その最先端のグラフィックと、ほぼほぼ差異がない。自分のコントロールできるところと、ムービーのところあるじゃん。

そこが昔のゲームと違って、もうほとんど差がないのね。ずっと自分が操作してたやつが、そのまま壮大なまたムービーになってくんだけどさ。

なんつーのかなぁ、凄い中ボスみたいな敵、一生懸命やっつけるじゃん。で、結構苦戦して死ぬか死なないかみたいになるじゃん。で、やっとのことでトドメ刺すじゃん。そうすると、その横のところに、何々を倒して、経験値がどれくらい入ったって出るのね。

で、出てから、トドメの凄いCGを見せてくれんの。カメラアングルがギュンギュン変わって、俺の手では出せない技みたいな、連携技みたいのを使って、その時のパーティー3人がかりで、コイツがこれを繰り出したら、そこにこれを打ち込んで、あんなことして、こんなことして…とんでもないアクションで、敵がついに死ぬんだけどさ。

俺、そこ何にもしてないから。なんつったらいいのかな、要はさ、HP上は俺がゼロにしてるんだろうけども、グラフィック的にはそれでも抵抗しようとするやつを、俺が操作してない3人がかりで、俺は出すことのできない、予想もしない技で倒していく時の、「コントローラーとられた感」って分かります?(笑)

「え?」っていう。最後の最後で親戚のお兄ちゃんが「貸せ!余計なことしてんじゃねぇ」っつってやられちゃう感じの。そこからポツネーンっていう(笑)

なんかそのマッチョな感じっていう。で、どんどんそのCGもエスカレートしていくから、CG長くなるの。その間、ずっとコントローラーとられてるから。なんか俺もう細切れのCGをちょっとレベル上げ頑張ると、見させてもらえる人みたいになってくの、なんか(笑)

で、多分作る人も考えるんだろうね。「ちょっとしばらくケン坊にコントローラー渡してない」っていう(笑)「ケン坊が、そろそろ飽きちゃってんじゃねぇか」っていう、あんじゃん。

そうするとたまにコントローラーをくれるんだけど、そこは別に雑談しながら、ミッドガンの街を歩いてるだけみたいなところで。ここでは何にも怒らない。で、何か起こるとコントロールは不能になってCGを見せられるじゃんか(笑)

何なのかな、それ。「ここ触ってても大丈夫だから」って(笑)「ここ、ケン坊触っても大丈夫だから」って言われて渡されて、とぼとぼ歩くところだけはやるんだ、みたいな。

あの感じが沸々と、リメイクの中でも目覚めてくるのね。ヘタすればリメイクはグラフィックガより良くなってるから、その感じが凄いしてきちゃうのね。「これでもか」っていうスゴ技を見せてくれるから。

多分、FFを楽しめる人はそのスゴ技を楽しめる。「こんなグラフィック見せてくださってありがとうございます」って感じなんだけど、俺がどうかした感はなくなってくんだけど。

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