2020年4月30日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が出演し、岡村隆史と距離をとり始めたのはうつ病からの復帰時に謝罪や感謝の言葉もなく「全て笑いに」とメールで一行だけ送られたことがきっかけだったと告白していた。
矢部浩之:俺も大したことないよ、もちろん。別にたいしたことないやん、ナインティナインって。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:なぁ。みんな、面白いっちゅうて応援してくれる人は、本当ありがたいけど、たまたま茨木西高校で先にサッカー入ってて、で、1年後に俺が入って。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:で、学校でちょっと面白かった奴と、学校でちょっとモテてた奴、もうただそれだけやん。
岡村隆史:そうやと思う。
矢部浩之:別に何にも偉くないしね。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:で、やっぱりまぁ、普段、俺は俺でやっぱりあんまり感情を出さへんし、距離とるしね、俺は俺で、岡村隆史と。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:それが、俺が一番やりやすいから。でも、それはそれで多分、なんかラジオでも言うてるんやろうし、いきなり楽屋が一人一人になった、と。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:寂しいわ、と。なんか俺の中で、そういうのを見たくなくなっていったのよね。
岡村隆史:うん。俺自身のね、悪いところというか。
矢部浩之:うん。ぬるま湯に浸かったら、あぐらかく。凄い覚えてんのよ。さすがにちょっと体壊して、「よかったなぁ、5ヶ月で帰って来て、パッカーンから帰ってきて」と。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:で、最初の収録して。『めちゃイケ』やったかな、収録終わりにアンタからLINE来たのよ。メールか、まだ。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:「全て笑いに」っていう一行。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:いやいや、もうちょっとあるやろう、と。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:収録で土の中から出てきて、「相方、すまんかった」って、仕事やからできるよ。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:やっぱこうなんか、オフのところが大事なんちゃうかなぁと思うのよね。お笑い芸人、お笑いコンビの前に、やっぱり人間で出会ってるから。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:なんかそういうところ見たくなくて、距離とったところもあるのよね。
岡村隆史:俺はそれに全然気づいてなくて。ただただ楽屋別になったんやっていうふうに思ってたりもしたんやと思うし。
矢部浩之:うん。俺は俺で間違いなく言ったし、よう言うやん、アンタが。「俺に飽きたから、楽屋一人一人にしたいんや」と。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:違うのよ。飽きてないし、ただ飽きるのが怖かった。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:嫌いになるのが怖くて。だから、飽きるの怖くて、嫌いになるのが怖いから、その術やったの。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:「一人一人にしてくれ」ってお願いしたの。
岡村隆史:うん。それはまったく気づいてなかったというか…
矢部浩之:うん。