2020年3月7日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、バイきんぐ西村瑞樹の「書くことが苦痛で仕方ない」という内容から始まる「承認欲求を一切感じさせない」エッセイに衝撃を受けたと語っていた。
若林正恭:俺さ、今、西村瑞樹さんのエッセイ読んでんだけど。
春日俊彰:うん(笑)
若林正恭:冒頭の、最初の挨拶みたいなところで、もう苦痛で苦痛で仕方なかったんだって、このエッセイ(笑)二週間に一回締め切りが来るのが(笑)
春日俊彰:ああ、書いてるの?(笑)
若林正恭:うん。で、この間、西村さんに会ったときに、「あれ、めっちゃ面白いですよ」って言ったら、「やめてよ」って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「書いてましたけど、エッセイ書くのキツかったんですか?」「もう、キツ過ぎて、絶叫しながら書いてたよ」って。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
若林正恭:そんな、エッセイってさ…自分で書いててなんだけど、「私を見て、そしてキスして」だと思うのよ。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:大体もう、承認欲求の塊が書くに決まってるんだと思ってて。
春日俊彰:うん。
若林正恭:だから、ペンが進むわけじゃない。
春日俊彰:知ってもらいたいこととかね。
若林正恭:読んでてね、本当、色んなことを考えるわ。こんなに何か「知ってもらいたい」という気持ちがないエッセイって、面白いなぁと思って(笑)
春日俊彰:なるほどねぇ。新しいのかもしれんなぁ。
若林正恭:はっはっはっ(笑)いや、凄い面白いんだよね(笑)
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:書いてあることが(笑)
春日俊彰:西村瑞樹さんもなさそうだもんね、知ってもらいたいって気持ちがね。
若林正恭:それは、一切感じられないもん。本当、エッセイの最後の一文が、胸に残らなかったりするからね。
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:決めにきてんのに(笑)
春日俊彰:はっはっはっ(笑)それ、よくやってんな(笑)
若林正恭:でもね、なんかそれがいいんだよね。
春日俊彰:何も考えさせられることもないし。
若林正恭:ないし(笑)
春日俊彰:ただただ苦痛だっていうのだけが伝わってくるエッセイ?(笑)
若林正恭:そうなの、そうなの(笑)
春日俊彰:はっはっはっ(笑)