2025年12月25日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、たくろうのM-1グランプリ2025決勝2本目のネタで「あそこで笑いとるのが一番凄い」と思ったポイントについて語っていた。
矢作兼:いわゆるもう完成度がさ、今回の見てると凄いじゃない。
小木博明:うん。
矢作兼:もうエバース、もう我らが真空ジェシカなんか。
小木博明:はい、はい。
矢作兼:もうあのエバースのあのネタの後は、もうキツイわ誰が来たって。
小木博明:ああ、順番あるよね。
矢作兼:もう芸人さんは、全員思うことだけど本当に嫌なのよ、自分の出番の前にウケられんのが。
小木博明:辛い。
矢作兼:M-1だから、それはスベる人なんかいないんだけど。
小木博明:うん。
矢作兼:それにしたって、あんなもうほぼ100点の漫才されたらさ。面白すぎるじゃん、あれ。
小木博明:そう。最高だった。
矢作兼:ここ5年で一番面白いんじゃねぇかってぐらい面白かったけど。
小木博明:うん。本当そうだね。
矢作兼:なぁ。
小木博明:あれは辛いなぁ、あそこ真空ジェシカ行っちゃってよ。
矢作兼:真空ジェシカ順番…1点差でダメだったんでしょ?
小木博明:1点差かな。たしかね、そんな感じだった気がする。
矢作兼:で、最終決戦行けなかったのかな。だから、順番で行けなかったと思うんだよ。だから、2本目すげぇの用意してたかもしんないしさ。
小木博明:用意してたと思うよ。
矢作兼:まぁ、だからタイミングとね、こういう賞レースは色々あるし。
小木博明:うん。
矢作兼:たくろうだって、誰も優勝予想なんてしてた人いないでしょ。
小木博明:うん、知らなかったからね。
矢作兼:知らないもん、だって。末恐ろしいよな。あんなのが知らないところにいるんだから、関西だから。
小木博明:関西ね。凄いね、本当関西のそんな厚さも凄いけども。やっぱり知らない人見んのいいよね、楽しいね。
矢作兼:やっぱり知らない方がいいよ、楽しいよ。やっぱあのオドオド感もやっぱ知らない方がいいもんな。
小木博明:うん、全然いい。
矢作兼:あのネタはね。
小木博明:そう。
矢作兼:1本目も2本目も凄いけどさ、あのたくろうの2本目。
小木博明:うん。
矢作兼:外国に住みたいみたいなやつさ。まぁ、基本的にはずっと大喜利のネタじゃない。だからもういいんだけどさ。
小木博明:うん。
矢作兼:やっぱあそこで笑いとるのが一番凄いと思ったんだけど。「ナンシーの家に遊びに行くの、一応言っといてくれ」っていうさ、普通のセリフじゃん。
小木博明:はい。
矢作兼:「大丈夫か?」って。あれ「ちょっと不安だから一応言っといてくれ」ってさ。あそこ、格好良くない?
小木博明:あれ、台本には書けない一言だよね。「不安だから一応、言っといてくれ」ってさ。
矢作兼:だって、大喜利を順番、順番に言ってくんだから、やっぱ大喜利の精度じゃない、一番普通のセリフなんだぞ。
小木博明:あそこ、すげぇウケんだよ。
矢作兼:あれがウケるって、あそこの場所といいさ、間といいさ。あそこで笑いとったら、一番格好良くね?
小木博明:うん、凄いね。
矢作兼:なぁ。
小木博明:だからさ、あの芝居が凄かったんだよな、だから。
矢作兼:いや、痺れたよ。
小木博明:あれは素晴らしいね。
矢作兼:ナンシーの家に遊びに行くところで笑いをとるの。「一応言っといてくれ」は。
小木博明:凄かったね、あそこね。
矢作兼:2~3回言うでしょ、しかも(笑)
小木博明:いい顔すんだよなぁ、あれがまた。
矢作兼:いいよなぁ、Mr.ビーンみたいだったもんな。
小木博明:Mr.ビーン、本当。Mr.ビーンにしか見えないし、あれできると思うよ。
矢作兼:ふふ(笑)
小木博明:Mr.ビーンより絶対面白いもん。
矢作兼:はっはっはっ(笑)
小木博明:Mr.ビーンってそんな面白くねぇじゃん、だって(笑)
矢作兼:はっはっはっ(笑)



