2025年9月21日放送のJFN系列のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(毎週日 20:00-21:55)にて、お笑い芸人・有吉弘行が、「凄い思い入れのある飲食店」に妻・夏目三久と子供を連れて行ったところその対応にショックを受けてしまったと告白していた。
有吉弘行:ショックなことがあってね、私は。
宮下兼史鷹:え?
有吉弘行:なんかね、そうね…特別扱いして欲しいとかは全くなくて。
落合隆治:はい。
有吉弘行:こういう世界でね。
落合隆治:はい。
有吉弘行:だからなんか、サインとかたまに頼まれることあるじゃない。サインしてくださいって、色紙用意してくれててさ。
宮下兼史鷹:はい。
有吉弘行:そういう時は大体ね、言うのよ。「俺なんかのサインなんて、いらないでしょ?」って。「もっと誰か良い人来た時のために色紙、とっといたら」って言うのよ。
宮下兼史鷹:うん。
有吉弘行:「いやいや、それでもしてください」って言うと、「申し訳ないけどねぇ」って。「色紙、汚しちゃうんじゃない?」って、皮肉じゃないよ。
落合隆治:はい。
有吉弘行:で、するのはするんだけどさ。サイン飾ってくれてたりする店もあるじゃない。で、「写真撮ってください」って。
宮下兼史鷹:うん。
有吉弘行:写真をさ、まぁいいのか悪いのか知らないけど、写真を店に飾ってあったりとか。何なら、凄い位置に張ってあって、「有吉来店」とか。
宮下兼史鷹:はい。
有吉弘行:有吉が来たとかさ、あるじゃない。そういう店ってさ、行くの恥ずかしい、2回目。
宮下兼史鷹:なかなか行くのは。
有吉弘行:仕事とかで特に行った店だと、「本当に来たよ」なんて言われちゃう。そういう店じゃなくて、プライベートで行ってて、サイン頼まれて、写真も。で、プライベートで行ぐらい好きな店だから行くのよ。
宮下兼史鷹:はい。
有吉弘行:で、久々に今回、大好きなね、凄い思い入れがある店に行ったのね。
落合隆治:はい。
有吉弘行:一番お世話になってた人がいらっしゃらなかったのね。
落合隆治:はい。
有吉弘行:で、久々に行ったんで、時間が何時からやってるかなぁって食べログとか見て。
落合隆治:はい。
有吉弘行:で、その時間に子供と奥さん連れて行ったの。
落合隆治:はい。
有吉弘行:そしたら、やってないんだよね。まだ閉まってんだよ。食べログに書いてる時間。で、覗くと仕込みとかやってらっしゃるんで、ちょっと遅れてるのかなって思って、「聞いてみようかな、時間」と思って。で、帽子もちょっとあげて、しっかり顔を出して。
落合隆治:なるほど。
有吉弘行:「こんにちは。何時からでしたっけ?」って言ったら、「あん?」「あ、すみません…17時からでいいんですか?」「うん」「…すみません」って。ちょっと時間あるなって。
宮下兼史鷹:ああ。
有吉弘行:奥さんにも「結構、行ってて。ほら、写真飾ってあるわ、恥ずかしいなぁ」みたいな。「常連なもんで」って。
宮下兼史鷹:はっはっはっ(笑)
有吉弘行:「めっちゃ美味いから」って。
宮下兼史鷹:はっはっはっ(笑)
有吉弘行:「あ、そうなんだ。凄い世話になってて。喜んでくれんじゃないかな。子供もいるし」って。
落合隆治:そうですね(笑)
有吉弘行:「あん?」「あ、すみません…」って。「17時からみたいなんで、ちょっとそのへんぶらつこうか」って言って。
落合隆治:うーわぁ、ショック。
有吉弘行:ちょっと気を取りなおそうと思って。「忘れてんのかなぁ…」って(笑)「仕込み、忙しかったなぁ」って。20分ぐらいぶらっとして。
落合隆治:結構しましてね(笑)
有吉弘行:17時になって、「17時だよ」と思って覗いてさ、帽子のつばでコンコンってたまたま当たったぐらいの音を出してさ、俺のことチラッと見てさ、無視。テーブル拭き始めちゃって。17時5分、ついに店が開いて。ガラガラガラ、まず何もなし、「おまたせしました」とかもなし。
落合隆治:うわぁ。
有吉弘行:で、ダルそうに暖簾かけて。「入ろう」と思ったら、マット。
落合隆治:最悪っすね。
有吉弘行:で、自分でとるものがあるんだけど、自分がとったらさ、トングみたいなのがちょっと倒れたら、「おい、それ!倒さないでよ!」って。
宮下兼史鷹:え~?
有吉弘行:「あ、すみません…」って、拭いて。初めて口きいてくれたのが、「それ、倒さないで!何やってんの」って。
落合隆治:うわ、怖…
有吉弘行:で、注文して。「じゃあ、あれとあれ」って。奥さんも引いてて。子供も不穏な空気感じて、泣き始めて。
落合隆治:最悪、負のスパイラル。
有吉弘行:外連れてったりして。で、「何回も出入りしてすみません、冷房アレですね」って言っても、「あん」って。
落合隆治:ちょっと待ってください…
有吉弘行:で、一応もう来たし、帰るわけにはいかないから。食べたいもんを注文して、サッと食べて。
宮下兼史鷹:はい。
有吉弘行:そしたら子供が泣き出して、店主も見てさ。そしたら「あれ?失礼しました、有吉さん?」って。
落合隆治:もう無理だって…
有吉弘行:俺、「あ…へへっ(笑)」って。「すみません、なんか」って。最悪な気分。
落合隆治:最悪。
有吉弘行:俺、めっちゃ悲しかった。それならもう、それで帰りたかったんだよね。そしたら、「あ、すみません。有吉さん?気づかなくてごめんなさい」って言って、俺、ショックでさ。
宮下兼史鷹:突き通してほしかったな、だったら。
有吉弘行:ちょっと残して帰ってやった。
落合隆治:はっはっはっ(笑)

