2025年8月3日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家・高田文夫が、神田伯山vs矢野誠一の喧嘩を手打ちにしたのも自分であると明かしていた。
高田文夫:一昨年さ、伯山のバカがさ、喧嘩したんだよ。伯山がさ、アイツ5日間連続読み物やってさ、それの講評を矢野さんが朝日に書くという話になってたんだけど。
松本明子:はい。
高田文夫:矢野さんもああいう人だからさ、「講談なんて好きじゃねぇや」と思ってさ、でも頼まれてから行かなきゃいけないなと思って。
松本明子:はい。
高田文夫:初日だけ聞いて、伯山の。5日連続なんだよ。
松本明子:はい。
高田文夫:初日だけ聞いて、新聞にボロクソ書いたんだよ(笑)上り調子の伯山を。そしたらアイツが、ラジオで怒ってさ。「矢野誠一、てめぇ!」って、お前年上になんつう口の聞き方を(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:「てめぇ、なんだそのモノの書き方は!」っつってさ、ラジオで絶叫するんだよ。
松本明子:絶叫(笑)
高田文夫:どっちも一理あんだよ、俺に言わせれば。でもさ、90近い人とだよ、40前の奴と喧嘩してんだよ(笑)講釈師と劇評家とよ。
松本明子:全部聞いて欲しかったという感じで。
高田文夫:大喧嘩。業界はもうみんな知ってるんだよ。
松本明子:はい。
高田文夫:誰もさ、まとめられないわけだよ。
松本明子:それはそうですよね。
高田文夫:出版社も新聞社も、どうしていいか。放送局も。
松本明子:はい。
高田文夫:そしたら俺の方をパッとみんなが俺を向くんだよ、また。
松本明子:みんなが(笑)
高田文夫:「分かってるよね?」みたいな(笑)「間に入って、ちょっと手打ちをお願いしますよ」って。ヤクザの手打ちじゃないんだから(笑)「間入れるのは高田さんしかいませんよ」みたいなのを言われてさ。
松本明子:はい(笑)
高田文夫:もうこれは講談みたいになっちゃって。「ここは任せろ、ガッテンでぃ」みたいなさ。もう俺の血が騒いじゃって、江戸っ子だから。
松本明子:先生が。
高田文夫:両方知ってるからさ。で、セッティングして。それで90近い矢野誠一さんと、伯山の手打ちだよ。
松本明子:ああ。
高田文夫:それ、俺が間入ってさ、ワーッて。いろいろあったけど「すみませんでした。言い過ぎました」と。「いや、こっちも書きすぎて。ちゃんと聞かないで書いたのが悪かった」って。これは丸く収めんのが、この俺だよ(笑)
松本明子:先生は凄いですね(笑)
高田文夫:年寄りの喧嘩までまとめんだよ(笑)

