2025年4月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、野呂佳代が「クレジットカード情報を3枚抜かれた」というフィッシング詐欺の巧妙な手口に驚いたと語っていた。
山里亮太:フィッシング詐欺に関しては、野呂ちゃんも引っかかってたの。野呂ちゃんに関しては、カード3枚行かれてるんですね。
いや、でもこれも凄い手口で。まず、野呂ちゃんのは、荷物が今日届くって、その情報としては本当にあるの。で、今日このタイミング届かないとダメだっていう状態で。その日に時間空けてて。
そしたら、その荷物の会社から、今日の配送がキャンセルかなんかになってしまってる、と。で、これキャンセルになると、一気に集められてるところに取りに来てもらわなきゃいけません、と。
で、そのキャンセルをちょっと解除するために、もう一度データの入れ直しをお願いします、みたいなメールが来てて。
今日、荷物が来るって日に…その荷物の情報も全く同じだったんだって。俺と一緒なの。ホテル予約サイトで、俺はホテルが一緒だったっていうのと同じで、荷物は「これが来ますよね」と。
で、これが今日、無理になりました、と。「確認してください」って言って。で、野呂ちゃんは案の定、クレジットカード入れて。そしたら向こうが…これが凄いのよ、向こうが返信で「これじゃないやつで登録してませんか?」って。「このカードじゃないやつで」と。
入力した瞬間によく出るじゃん、下にちっちゃい赤文字でさ、「これじゃないようです」みたいな。出て、「あ、こっちじゃないんだ」って、野呂ちゃんもう1個のカードやって、で、登録して。まず、これで2つ目ね。
「これでもないようです」ってなって、で、野呂ちゃんは「あれ?旦那ので買ったっけな?」ってやって、旦那さんのカードも入力して。そしたら、その瞬間から急にそれぞれのカードから、高額の買い物のお知らせが来たわけ。
っていう話があって。いや、怖いなぁって。「野呂ちゃん、大変だよね」って言って、そっからもう2人のあるあるよ。クレジットカードを止めるのが、いかに大変か。
電話直接できない、ずっとなんかこうAIで「何番は何」みたいな。「これで結局なんか怖いんだよね、この間にやられたら」って。案の定、野呂ちゃんもやられてるしって話をして。
で、それを受けて小木さんが「恥ずかしい奴らだな」っつっておっしゃったんです。でもね、その後ですよ。その現場にね、弁護士の丹羽さんっていう女性の方がいらっしゃって。
小木さんの言葉を受けて、「すみません」と。詐欺で一番何が良くないか。「まずみんな、何より詐欺が一番悪いんです」と。「もうどんなことがあったって、詐欺が悪い。でも、これ一番の問題って詐欺に遭った人が報告をしないんです。それはなんでか分かりますか?」っつって。
「恥ずかしいという思いが、詐欺の報告を防いでしまう」と。「それで何人も涙を飲んでるし、もう自分のせいだって言ってる」と。「詐欺がそれで助かってる。恥ずかしいなんてよく言えましたね」って。小木さんが、法的に怒られてた、しっかり。凄く凹んでた、小木さん。

