2024年11月26日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、大学お笑いで4年間経験を積んできた吉本芸人がデビューして「1年目」と言うことに疑問を呈していた。
ケンドーコバヤシ:昨日、麒麟・田村の企画・主催のライブがあって。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:「出てくれませんか?」って、マネージャーを通して言われてたんで、「ああ、出るよ」って、ルミネtheよしもとで。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:それがなんか、若手芸人。超若手芸人のエピソードトークをオチ直前まで聞いて、我々ぐらいの…中山功太、とろサーモン村田、アインシュタイン稲田ってメンツで、オチをクイズで答えるっていう。
千原ジュニア:はい、はい。
ケンドーコバヤシ:で、昨日の朝、携帯が鳴って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:着信で「木」って。
千原ジュニア:き?
ケンドーコバヤシ:麒麟の田村のこと、「木」って書いてたって。アイツ、木に似てるんで。
千原ジュニア:あ、「木」ね。
ケンドーコバヤシ:樹木ですね。今日の話かなって思って出たら、「すみません、兄さん。ぎっくり腰出てもうて。ロケ先の和歌山の病院で動けないんです」って。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:「だから代役頼んだんで」って。その代役が中山功太やったんです。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「申し訳ございません…」「いや、気にすんな。ゆっくり治せ」って言って切って、名前を「倒木」に変えておきましたけど(笑)
千原ジュニア:ふふっ(笑)
ケンドーコバヤシ:で、いざ行ったんですよ。ライブ行ったら、若手みんな面白くて。1年目の子が出てて。
千原ジュニア:なかなか凄いね。
ケンドーコバヤシ:1年目で、こんな先輩が企画したライブ出るってなかなかないじゃないですか。伝書鳩っていう1年目のトリオで。エピソードもエッジ立ってしっかりしてるし。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:なによりトリオなんですけど、結構声もハキハキ、足元もふらふらしてなくて。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:「凄いな君ら、1年目で。凄いよな」って話をライブ中にしてたら、よくよく聞いたら、最近流行りの1年目とは言え、4年間漫才研究会みたいな。
千原ジュニア:大学で。
ケンドーコバヤシ:みっちりやってて。で、トリオで大会出て良い成績残して「さぁ、どこの事務所行きますか?」っていうんで、声かけてもらった吉本さんに決めました、みたいな。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「それで1年目はずるいよ。1年目って言うな、5年目や」って。「5年目って聞いたら、それぐらいのトークや」って、厳しいことを言うてたんですけど。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「そんなこと言わないでくださいよ。ケンコバ兄さんは俺らの希望なんですから」って。「え?どういうこと?」みたいな。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「今日、絡むの皆さん初めてなんで、失礼あったらアカンと思って、全員のことネットで調べてきたんですよ」って。今どきの子やなぁって思って。
千原ジュニア:ああ。
ケンドーコバヤシ:「ケンコバさん、落研で4年間やってて、吉本にスカウトされたんですよね?」って。何かのネットに誤情報が書いてて。
千原ジュニア:か、どっかでコバがボケで言ってて(笑)
ケンドーコバヤシ:言いそう(笑)
千原ジュニア:言いそうやし。
ケンドーコバヤシ:ネット情報を、完全に真実と思ってしまっているジェネレーション。
千原ジュニア:なるほど。
ケンドーコバヤシ:「それ、ネット情報やろ。ちゃうよ」って。文字で見たらね、ニュース的に捉えてしまうっていうか。
千原ジュニア:フォントが一緒やから。真実もテキトーなことでも。「誰が書いてん」みたいなネットニュースも、フォントが一緒やから。
ケンドーコバヤシ:そうですよ。