2024年11月21日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、博多華丸・大吉の「飲み会一杯目のマナー」に異論を唱えていた。
リスナーメール:博多華丸・大吉さんが飲み会でのマナーについて話をされていました。
気になったのが、最初に注文した生ビールが運ばれてくる時、先に来た生ビールは泡が沈んでしまうため、先輩には最後に来た生ビールを渡すべき、と指摘していました。
私は最初に来た生ビールを先輩に渡すので、ビックリしましたがこの意見にも納得できました。ナイナイのお二人は、先に来た生ビールか、最後に来た生ビールか先輩に渡すとしたら、どちらを渡しますか?
矢部浩之:凄いでも、おっしゃる通りやわ、華大。最後の方が新鮮で泡がね、残ってるから。
岡村隆史:うん、でもその大体、生を注文した時に、ガーって来るじゃないですか。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:そんなにタイムラグ生まれないというか、ビールって。だから、あんまそこまで考えたことがないんですよね。
矢部浩之:いや、分かれてきた時ちゃう?
岡村隆史:ああ。
矢部浩之:「2つ…あ、あと3つですね」って言って。
岡村隆史:ちょっと時間が経ってっていうね。入れ替えたほうがいいってことか。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:ああ、なるほどね。
矢部浩之:でも、一言添えな(笑)自分のところに先に生ビール持ってきても…
岡村隆史:できた後輩やったら、入れ替えます。「これ、来たやつ飲んでください。僕、ちょっとこっちいただきます」って言えば。
矢部浩之:一言、添えなアカンよね。
岡村隆史:そう、ふっと入れ替えたら、「それ何してんねん」ってなるから。
矢部浩之:それか、もう「先飲んでください」か。
岡村隆史:うん。でも、これはやっぱり一般の会社の人と、吉本とはまた違うから。吉本のこの縦社会。僕は吉本、縦社会やと思ってんですね。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:今、若い人たちはそう思ってないかもわかんないですけど、僕はその吉本の縦の繋がりが好きで。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:そうやってなんか1日でも早く入った人は、年下でも「兄さん」「姉ちさん」っていう、この吉本の縦社会が好きで。だからそうやってこう言われる、最初に先輩と飲みに行った時に僕、言われましたから。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「お前、グラス見てへんやないか」と。「ないやないか、俺のグラスビール、入ってないやないか」「あ、すみません」って。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:これ、だからなくなったら「次、何飲まれますか?」って聞いて、なくなりそうになったら「なに、飲まれますか?」って聞いて、店員に頼むのが後輩の仕事と思って。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:で、「お前、これ灰皿見てみ。満タンやないか。お店の人がやるかも わからへんけど、すみません灰皿くださいって言えよ」って。飲み物と灰皿だけはちゃんと見とかなあかんと思って、そこで学ばしてもろたんですよ。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:だから、2回目行った時はもう、先輩のそのコップしか見てないっていう。で、半分ぐらい飲んだら「何飲まれますか?」って。
矢部浩之:ふふ(笑)
岡村隆史:「まだ飲んでるやないか」って言われて、「じっとせぇ」って言われて、その2回目は(笑)
矢部浩之:ふふ(笑)
岡村隆史:「タバコもまだ2本しか吸ってへんやないか。まだいけんねん」って。
矢部浩之:銀座のクラブや。
岡村隆史:「ジッとせぇ」って言われて。でも、それ言われることで、なんとなくわかってくるし、先輩も「コイツオモロイ奴やな」って。俺、必死やねんけど。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:そういうことで学ぶこともあるじゃないですか。だから、普通の会社と、この華丸君が言うてるのとは、まぁちょっと違うと思う。それに引っかかる人もいりゃ、「ああ、なるほどな」と思った人もいるかもわからへんけど。