2024年10月11日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、山田尚子監督の『情熱大陸』を見て冒頭のナレーションで感じた違和感を感じたと語っていた。
東野幸治：山田尚子監督、全然自分のこと言わないんですよ。それはなんでかって言うと、前職はなにか、とか。どういう生い立ちかとか。パーソナルなことをあまり言わないですって、最初ナレーション入るのよ。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：それ、なんでかって言うと、自分の作品を見てもらう時に、それ邪魔になる、と。
渡辺鐘：おおっ。いいっすね。
東野幸治：いいでしょ(笑)でも、ごもっともなんですよ。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：で、よう見てたら、一回もカメラ目線せぇへんし、気になったんですよ。全然、カメラ目線せぇへんなって。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：で、『きみの色』ってアニメが映画になるし。その流れで当たり前のように『情熱大陸』とか『プロフェッショナル』とか、なんかに出なアカンと(笑)
渡辺鐘：はい。
東野幸治：アニメ監督は公開すると、歴代の先輩方がやってきたやつ、辿らなアカンってことで、で、多分、渋々。俺の想像ですよ、渋々引き受けてんのよ。
渡辺鐘：うん。
東野幸治：で、多分ディレクターからしても、最初に「自分のことを掘り下げるのはイヤやし、前職とかのことも言いたくない」って振ってるから、ディレクターはまず逃げの一手を打って(笑)
渡辺鐘：ふふ(笑)
東野幸治：俺は深堀りしたいけど、相手の方の気持ちもあるし、そこはもう配慮してるから、今回はこういう『情熱大陸』ですよって。
渡辺鐘：はっはっはっ(笑)
東野幸治：とにかく何も分からへんねん、この人のことが。
渡辺鐘：始まってそのナレーション聞いた時点で、そこまで深読みしたんですか？(笑)
東野幸治：「あれ？なんかおかしない？変な言い訳始まったな」って思って(笑)
渡辺鐘：言い訳？(笑)
東野幸治：言い訳っていうか、ディレクターがナレーション「とにかくこれ読め」って(笑)
渡辺鐘：はっはっはっ(笑)
