太田光:「明日、漫才のネタ合わせは?」って言ったら、「明日はね…」ってお前が言いにくそうにさ。「明日はまぁまぁ、別にいいんだけど、これ行かなくていいんだけど。まぁ、別に用事ってほでもないんだけど、まぁ、ちょっと家庭の事情が…」って。
田中裕二:ふふっ(笑)
太田光:「なんだコイツ」と思いながらさ。。まぁ、別にいいんだよ、俺は。お前の家庭を崩すつもりはないし、あなたの家庭を壊すつもりはありません。
田中裕二:不倫相手か、お前(笑)
太田光:そういう意味で言うと、「あ、家庭の事情か」っつって。「だから、『サンジャポ』打ち合わせの後は、ちょっとできないんだよね」って。
田中裕二:うん。
太田光:でも、『サンジャポ』の打ち合わせが夕方ぐらいにあるから、「その前は?」っつったら、「いや、それもね、ちょっと…まぁ、別にこれいいんだけど。ちょっと別にどうでもいいっちゃ、行かなくていいっちゃいいんだけど…まぁ、ちょっと家庭の用事があるから」って、やけに言いにくそうに。
田中裕二:ふふっ(笑)
太田光:別に俺、全然お前の家庭を優先するつもりだから。ネタをね、「お前、家庭のやつで…」とか言わないよ。言わないのに、なんかしんないけど、「その家庭の事情を言えよ」って俺は思いながら聞いてて。
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:「まぁ、じゃあいいけど」っつって。「当日もさ、早めにお前の家に来てさ、で、当日も夕方7時からだから、収録が。だから5時ぐらいまでお前の家でやって、そっから向こう行ってもまだ時間あるから
」っつって。
田中裕二:うん。
太田光:って言うんだけど、とにかく俺は前々日に何もやらないっていうことが怖かったから。
田中裕二:うん。
太田光:なんか毎日やっていたいっていうのがあったから。
田中裕二:うん。
太田光:で、「その家庭の用事って何なの?」っつったら、「娘のピアノの発表会」って(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:「ベタだなぁ」と思ってさ(笑)「そんなことあるんだな」と思って(笑)
田中裕二:ふふっ(笑)
太田光:いや、全然いいことだと思うよ。いいことだと思うけど、なかなか漫画とかでしか聞かねぇなと思って。
田中裕二:ふふっ(笑)
太田光:「娘のピアノの発表会、これに行かなきゃなんねぇから」って言うから、「そりぁあいいよ、別に行ってこいよ」みたいな話なんだけど。
田中裕二:まぁな(笑)
太田光:なんであれ、普通に言わないの?恥ずかしかったんでしょ?
田中裕二:恥ずかしかった(笑)
太田光:恥ずかしかったよれ。なんであれ?恥ずかしかったよね。
田中裕二:恥ずかしかった(笑)
太田光:絶対、恥ずかしかったよね(笑)「家庭の」っつうから、俺、なんか誰か病気とかさ、そういうことを思うじゃん。
田中裕二:まぁまぁ、そっか。
太田光:うん。
田中裕二:俺もまぁ、ちょっと恥ずかしかったのと…
太田光:なんで?いいじゃない。娘のピアノの発表会、いいじゃない、行ってあげなよ。
田中裕二:うん、ダメとは言わないと思ったけど(笑)
太田光:もちろんだよ。
田中裕二:でも、ちょっとなんかさ(笑)
太田光:ふふっ(笑)でも、ベタだよね。サザエさんか、お前みたいな。「娘のピアノの発表会」ってさ、そんなの今時あんだと思ってさ。凄いよね。
田中裕二:ふふっ(笑)そうなのよ、初めて人前でやる。
太田光:ああ、それ行かなきゃね。
田中裕二:そう、そう。で、ママと一緒にやったんですよ。
太田光:あ、ママも出てたの?
田中裕二:そう、そう。
太田光:俺がママって言うことはないけど(笑)
田中裕二:ふふっ(笑)